

Galle REPORTゴール 視察ブログ
-
- ゴール
【視察レポート】世界遺産ゴールで体験するカレーのクッキングクラス&市内観光(スリランカ/2025年7月視察②)
-
- ゴール
【ホテルレポート】アマンガラ[アクティビティ編](スリランカ・ゴール/2025年4月視察②)
-
- ゴール
【ホテルレポート】アマンガラ[お部屋&施設編](スリランカ・ゴール/2025年4月視察①)
-
- ゴール
【視察レポート】世界的に有名な建築家ジェフリー バワが手掛けた建物探訪(スリランカ/2023年2月視察⑤)
-
- ゴール
【ホテルレポート】ジェットウィング ライトハウス(スリランカ・ゴール/2023年2月視察④)
-
- ゴール
【視察レポート】シギリヤ・キャンディ・ゴールを巡るスリランカ観光&ホエールウォッチング(スリランカ/2023年2月視察③)
-
- ゴール
【ホテルレポート】ジェットウィング ライトハウス(スリランカ・ゴール/2017年7月視察③)
-
- ゴール
【ホテルレポート】アマンガラ(スリランカ・ゴール/2017年7月視察②)
-
- ゴール
【ホテルレポート】アマンガラ(スリランカ・ゴール/2014年9月視察①)
【ホテルレポート】ジェットウィング ライトハウス(スリランカ・ゴール/2025年7月視察①)
こんにちは! トラベルコンサルタントの姫野です。2025年7月末、トラベルコンサルタントの宮本、吉田と一緒に、スリランカのベントタとゴールを訪れました。その際、ゴールにあるスリランカを代表する有名建築家のジェフリー・バワが設計した「ジェットウィング ライトハウス Jetwing Lighthouse」に宿泊してまいりましたのでご紹介いたします。
スリランカでの宿泊ホテルをご提案する際、また、お客様からスリランカのお問い合わせをいただく際にキーワードとしてあがることも多い「バワ建築」。ジェフリー・バワは、1度は弁護士となったものの、30代後半から建築家を志してイギリスで建築を学び直し、1957年に38歳で建築家としてのキャリアをスタートさせたんだそう。
そのキャリアの中で「トロピカル モダニズム」という独自のスタイルを確立し、その建築は、自然と建物が一体となるような開放的で心地よい空間が特徴です。
そして、今では当たり前に知られている「インフィニティプール」の生みの親とも言われていることを知って驚きました! まるで、プールが景色と一体化したような感覚になるインフィニティプールを作り出したというところからも、ジェフリー・バワが、自然と一体となりながら心地よい空間づくりを追及していた思いを感じられる気がします。
ホテルの中に入ると、まず目を引くのはロビーにつづく螺旋(らせん)階段です。スリランカの彫刻家ラキ・セナナヤケによる、17世紀に起きたポルトガル軍とシンハラ王朝の戦いを表現したブロンズ像が飾られていて、丸く穴があいた天窓からは明るい光が差し込んでいました。
まるで美術館の一部のような螺旋階段
そして、ロビーに到着すると、ダイナミックな波音が聞こえる海岸が目に飛び込んできます。オープンエアになっているので、じめっとした蒸し暑さも感じないくらいの風が吹き抜けて、とても気持ちの良い空間でした! ウェルカムフラワーとウェルカムドリンクをいただいて、チェックインの手続きを行います。
リゾート感あふれるロビー
フレッシュなウェルカムドリンクをいただきます
色鮮やかなスイレン♪
◆施設のご紹介
ロビーのお隣には、24時間営業の「カルダモンカフェ(The Cardamom Cafe)」があります。店内は冷房がとても強いので、お天気が良ければ海風を感じるテラス席がおすすめ。朝食もこちらでいただきます。
オーシャンビューの店内
天井にも注目してみてくださいね
ディナータイムのテラス席
カルダモンカフェの外に出ると、ちょっとしたスペースがあります。そこは、灯台のふもとに停泊している船をイメージして設計されたジェットウィング ライトハウスの、船の先端にあたる部分になっています。先端から海の方へ目を凝らすと、実際に灯台を見つけることもできました!
船の先端がイメージされたスペース
海岸に降りてホテルを見上げると…船に見えてきますか!?(笑)
ロビーから上の階に上がると、まわりをぐるっと通路で囲まれた水場がありました。暗くなるとオレンジ色の温かな灯りが灯されて、とてもロマンティックな雰囲気に。
昼間の写真
夜はガラッと雰囲気が変わります
通路には、数々のバワ建築の階段の写真が飾られています。最初は「なんで階段の写真なんだろう?」と思いましたが、モノクロで切り取られた階段たちを見ていると、これもひとつの作品に感じて、「あっ、この階段が一番好きかも」なんて思いながら、美術館のように楽しめるから不思議です…!
皆様もお気に入りの階段が見つかるかも(笑)
天井に水面が映ってキラキラ
夕食前、または夕食後には、「コーツ オブ アームズ バー(The Coats of Arms Bar)」にもぜひお立ち寄りください。“紋章の間”を意味する“Coats of Arms”の通り、スリランカがヨーロッパ諸国の植民地だった時代の紋章が、天井にずらりと描かれているおしゃれなバーで、海を眺めながら、とてもリラックスした時間を過ごすことができました。
ビリヤードをするゲストもいたりして、こういったところでも、ゲスト同士の交流が生まれそうですね。
営業前の店内
カウンター席
夜は1席ずつキャンドルが用意されていました
◆お部屋のご紹介
ジェットウィング ライトハウスには「ラグジュアリールーム」と「テーマスイート」の2つのルームタイプがありますが、全室プライベートテラス付きのオーシャンビューという素晴らしいお部屋です。
*ラグジュアリールーム
今回、私たちが泊まったのは「ラグジュアリールーム」のメインウィングです。バスタブもあり、60㎡のゆったりしたお部屋で、最大で大人3名様まで宿泊可能です。海を一望できる大きな窓、波の音も聞こえてきますので、お部屋でも自然と一体化して過ごせるバワ建築の良さを全面に感じながらお過ごしいただけます。ぜひ、お部屋でのんびり過ごす時間もお楽しみください。
真っ白な壁にエメラルドグリーンのアクセントもとてもかわいい♪
ツインベッドもリクエスト可能です
バスタブとシャワーブースが別々にあります
バスルームの中にクローゼットがあります
ルームキーは1部屋1つなのでインキーに注意!
扉の立て付けや、コンセントなどのハード面は、新しいホテルに比べると使いにくさは感じてしまうかもしれませんが、とてもきれいに保たれていて、悪い意味での古さは感じません。
風が吹き抜ける廊下
なんでもない場所にも気配りを感じます
プールサイドに隠れていたガゼボ

トラベルコンサルタント 姫野 夕佳
ジェットウィング ライトハウスの歴史あるクラシカルなホテルらしい趣と、ジェフリー・バワが創り出した唯一無二の空間は、旅の目的になるくらい特別な体験を感じさせてくれました。ホテル好きな方は、敷地内の散策だけでも楽しんでいただけると思いますので、ぜひ歩きながらお気に入りの空間を見つけてみてください!
スリランカ旅行のご計画は、ぜひティースタイルにご相談ください。
トラベルコンサルタント 姫野 夕佳のご紹介