【視察レポート】タヒチの島々を巡る豪華客船★ポール・ゴーギャン・クルーズに乗船[寄港地編 Part1](タヒチ/2020年2月視察②)

トラベルコンサルタントの須沢です。前回はタヒチの島々を巡るラグジュアリークルーズ船「ポール・ゴーギャン・クルーズ」の船内を中心にご紹介しました。今回は寄港地の各島の様子、観光やアクティビティなどにスポットを当ててご案内させていただきます。

※前回のレポート「船内編」は下のリンクよりご覧いただけます。今回乗船したクルーズのスケジュールも紹介していますので、合わせてご覧くださいませ。

【視察レポート】タヒチの島々を巡る豪華客船★ポール・ゴーギャン・クルーズに乗船[船内編](タヒチ/2020年2月視察①)

寄港地編ではPart1と2に分けてお届けします。クルーズで周遊した5島のうち、今回のPart1ではタヒチ島、フアヒネ島、ボラボラ島を、次回のPart2ではタハア島、モーレア島をご紹介します。
ポール・ゴーギャン・クルーズでは基本的に各島の沖合いに朝到着、停泊して日中は乗船客は各島での観光、アクティビティなどを楽しみます。それぞれの島で私が体験した内容を中心にどんな過ごし方、楽しみがあるのかをご紹介してまいります。

寄港地、フアヒネ島のビーチ

寄港地、フアヒネ島のビーチ

パペーテを夜出航したポール・ゴーギャン・クルーズは、最初の目的地タヒチ・イティへ。タヒチ・イティとは、大小2つの島からなるタヒチ島の南東側の小さい島のこと。その島の南にあるバイラオという港近くに停泊します。

なお今回はいずれも港に停泊できないため、すべて沖合いに停泊して、島に上陸するときには「テンダーボート」という小さなボートに乗って上陸しました。大きなクルーズに乗ったことがある方はこのテンダーボートのシステムをご存知かと思います。大型クルーズ船だとテンダーボートに乗るのもたいへん混雑することが多く、テンダーボートに乗るための整理券があったり、長い時間並んでボートに乗ることもありますが、このポール・ゴーギャン・クルーズは乗船客数が少ないため、そういった心配はまったくいりません。乗りたくても乗れない状況には今回一度もなりませんでした。

クルーズ船からテンダーボートに乗り換え

クルーズ船からテンダーボートに乗り換え

テンダーボートで島へ向かいます!

テンダーボートで島へ向かいます!

さて最初の寄港地バイラオ。テンダーボートで到着すると町の方々の温かい歓迎がありました。到着した場所ではお土産物屋、食べ物屋などお祭りのようにさまざまなお店があって、ポール・ゴーギャン・クルーズの乗船客を歓迎してくれました。

到着時の温かい歓迎の様子

到着時の温かい歓迎の様子

このようなお土産屋がありました

このようなお土産屋がありました

地元の人が花冠などの作り方を教えていました

地元の人が花冠などの作り方を教えていました

この広場の目の前から出ている無料のバスで簡単な観光へ。
今回たまたま運良く日曜日に訪れたため、毎週日曜に行われている教会のミサに参加することができました。この時訪れたのはカトリックの教会でしたが、近くにはプロテスタントの方の教会もあり、毎週日曜日になると一家で教会に訪れるのがこの地域の伝統となっているようです。

バスに乗って観光へ出発です!

バスに乗って観光へ出発です!

教会のミサに参加

教会のミサに参加

教会のミサ、と言うとどうしても厳かなイメージを持たれるかと思いますが、タヒチでのミサは歌声であふれる、非常にユニークでピースフルな空間でした。家族みんなで色鮮やかなドレスなどを着て教会へ。子供たちも参加していたり、外で遊んでいたり。ミサ中に数多くの賛美歌が歌われて、イメージしやすいのがゴスペルのような感じでした。
タヒチではこの町以外でも日曜日になると教会でミサが行われます。もし興味があればぜひ日曜日には滞在先近くの教会に行くことをおすすめします。想像以上の迫力に圧倒されるかと思いますよ。

その後は2024年、パリ五輪の際のサーフィン会場となる「Teahupoo(チョープー)」という場所にて軽く写真ストップ、最後にきれいなビーチで写真ストップして、合計2時間半くらいバスで周る無料ツアーが終わりました。

次の目的地、チョープーへ

次の目的地、チョープーへ

絵になる撮影スポットです

絵になる撮影スポットです

翌日、船が停泊したのがフアヒネ島です。
停泊した場所は、三方が山に囲まれている湾の真ん中で、緑に囲まれた環境が船から降りる前でもとても気持ちよい場所でした。
フアヒネ島はタヒチの中でもまだまだ日本人への知名度も高くなく、ホテルの数もそれほど多いわけでもありません。ただ今回私が訪れた島の中でもローカル感は強く、ゆっくりとした滞在をするには最適だなと感じた島でした。

フアヒネ島では特にエクスカーション、アクティビティには参加せずに自身で街歩きをしましたのでその様子をご紹介します。

次の目的地、フアヒネ島へ!

次の目的地、フアヒネ島へ!

テンダーボートから見たポール・ゴーギャン・クルーズ

テンダーボートから見たポール・ゴーギャン・クルーズ

フアヒネ島のテンダーボート乗り場

フアヒネ島のテンダーボート乗り場

フアヒネ島に到着すると、街の中心であるファラまで無料のバスが出ています。
そのバスに乗って20分程度、バスを下りるとそこはタヒチらしい美しいビーチが広がっている場所でした。

トラックのように見えますが、こちらが無料のバスです

トラックのように見えますが、こちらが無料のバスです

車窓からの眺め

車窓からの眺め

ビーチに到着!

ビーチに到着!

街の中心部とは思えない海のきれいさ、魚釣りをしている方もいれば、ビーチでゆっくりしている人もいました。こちらの写真は加工なしですがこの青のグラデーション、今まで見たことのないような海の色でした。

思い思いに過ごしています

思い思いに過ごしています

青のグラデーションが見事でした

青のグラデーションが見事でした

街の中心部には夏にはサンドイッチスタンドが並んだり、大型のスーパーがあったりと、フアヒネ島で一週間地元の暮らしを感じながら過ごすのもいいなと思えた場所でした。どうしても「タヒチ=ボラボラ島」というイメージが日本人の中では強いと思いますが、フアヒネ島での街歩きで、タヒチのローカルの島の良さを垣間見ることができました。

道端に並ぶサンドイッチスタンド

道端に並ぶサンドイッチスタンド

カラフルな郵便局

カラフルな郵便局

道端ではテーブルの上に家で取れたマンゴーを並べて売っていました

道端ではテーブルの上に家で取れたマンゴーを並べて売っていました

夜に船は移動、続いて到着した島はボラボラ島です。ボラボラ島では島にそびえるオテマヌ山が一番のシンボルです。

夜に船は移動、続いて到着した島はボラボラ島です。ボラボラ島では島にそびえるオテマヌ山が一番のシンボルです。

ここボラボラ島では丸2日ほど停泊するため、今回の寄港地の中で唯一、希望者のみボラボラ島のホテルで宿泊することができます。ポール・ゴーギャン・クルーズの宿泊プランとしても追加料金にて、ボラボラ島でもとても人気の「インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソ スパ」の水上バンガローに宿泊するプランもご案内可能です。

「タヒチに来たらせっかくなら水上バンガローに宿泊したい!」そういったお客様の希望も満たせてしまうのが、このポール・ゴーギャン・クルーズの良さのひとつだと思います。こちらのプランでは、夕食がロマンティックキャンドルディナーでご提供、翌朝はカヌーで朝食をお部屋まで運んでくるカヌーブレックファーストがセットになっております。

クルーズの合間にビーチリゾートで1泊も良いですね

クルーズの合間にビーチリゾートで1泊も良いですね

水上バンガローの室内

水上バンガローの室内

ビーチバンガローから見た水上バンガロー

ビーチバンガローから見た水上バンガロー

私がボラボラ島の初日で体験したアクティビティは「AQUA SAFARI UNDERWATER WALK」という名前を聞いただけではなかなか想像しにくいものでした。ただ写真を見ていただければ「ああ、これね」とすぐにご理解いただけるかと思います。ポールゴーギャンからテンダーボートでボラボラ島へ、そこで船を乗り換えて沖に10分くらいのところに停泊されているボートに到着。船上にて日本語で書かれた説明資料を読んでからいざ海中へ。

船を乗り換えて沖合へ

船を乗り換えて沖合へ

沖に停泊されたボートに到着

沖に停泊されたボートに到着

ここで日本語の説明書を読みます

ここで日本語の説明書を読みます

透明なヘルメットのようなものを被って、顔をぬらさずに海中散歩することができました。
耳抜きは必要になりますが、ダイビングのライセンスが無い方でも海の中の世界を少しだけ知ることができます。ヘルメットにはヒモでつながれたパンの袋がついているため、パンくずを海中でまくと、びっくりするくらい多くの魚が自分の目の前に寄ってきます。途中エイも現れ、スタッフの補助もあり実際に触ることもできます。水中カメラを持っていればご自身で写真を撮ることも可能ですし、なければ水中でスタッフが頻繁に写真を撮ってくれるので、それを後ほど購入することができます。

このヘルメットのおかげで顔がぬれません

このヘルメットのおかげで顔がぬれません

パンくずのおかげで多くの魚が集まります

パンくずのおかげで多くの魚が集まります

こんな近くにエイも! 触ることもできます

こんな近くにエイも! 触ることもできます

このように写真も撮ってくれますよ

このように写真も撮ってくれますよ

今回初めて体験しましたが、ぜひタヒチに行った際にはだまされたと思って体験してみてください。水中にいる時間は30分程度ですが、想像以上に楽しめるアクティビティでした。船に上がってからスタッフが写真の作業をしている時間は、その場でシュノーケリングしていることも可能です。クルーズ船からシュノーケリングセットを持参することをお忘れなく。

ポール・ゴーギャン・クルーズはボラボラ島にプライベートビーチも所有しています。
船からおよそ15~20分、ボラボラ島のシンボルであるオテマヌ山を右手に見ながら、海の美しさを感じながら着いたのは白砂のきれいなビーチでした。

プライベートビーチ

プライベートビーチ

目の前が白砂ビーチで贅沢な眺め

目の前が白砂ビーチで贅沢な眺め

こちらではクルーズ船内のマリーナでできるSUPやカヤックをここでも体験することが可能です。またビーチにはクーラーボックスが置かれていて、コーラやスプライト、水などのソフトドリンクは無料で飲むことができます。

ポール・ゴーギャン・クルーズの乗船客だけのプライベートビーチのため、それほど人も多くなく、連日訪れゆっくりするのもおすすめです。

ご希望の方はここでカヤックなども体験可能です

ご希望の方はここでカヤックなども体験可能です

透き通ったビーチでゆっくりお過ごしください

透き通ったビーチでゆっくりお過ごしください

そのほか、ボラボラ島にておすすめビーチのご紹介です。
「インターコンチネンタル ボラボラ ル モアナ リゾート」の目の前にあるパブリックビーチ「マティラビーチ」は、過去にアメリカのCNNが選ぶ“世界のベストビーチNo.1”に輝いたこともあるとてもきれいなビーチです。時間帯で日の当たり方が変わり、結果的に海の色も変化するということです。
今回行った際には少し曇りがちだったのが残念でしたが、それでも海の透明度は間違いなし! 少し離れた場所にあるので港からはタクシーやバスなどに乗る必要がありますが、マティラビーチに行くまでにも海外セレブがたくさん訪れる有名レストラン「ブラッディーマリー」や、有名パフュームショップの「コキコキ」などもあるため、時間の有る方は少し島を散策してみるのもいいかもしれません。

マティラビーチ

マティラビーチ

のんびりとした時間が流れています

のんびりとした時間が流れています

時間のある方はぜひブラッディーマリーへ

時間のある方はぜひブラッディーマリーへ

須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

寄港地編 Part1は、いかがでしたでしょうか。
次回は、タハア島、モーレア島を巡る寄港地編 Part2をご紹介します。
既に2021年もスケジュールが出ておりますので、ポール・ゴーギャン・クルーズにご興味持たれた方は、ぜひ早めにティースタイルまでお問い合わせいただければと思います。


代表取締役 須沢 悠のご紹介
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