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【視察レポート】イスタンブール観光のハイライト後編:トプカプ宮殿とボスポラス海峡クルーズ(トルコ/2025年6月視察④)

トラベルコンサルタントの廣永です。トラベルコンサルタントの姫野とともに、トルコのイスタンブールを視察してまいりましたので、観光スポットの情報を、前編、後編と2つに分けてお届けします。

こちらの後編では、トプカプ宮殿とボスポラス海峡クルーズをご紹介します。前編では、イスタンブールの観光では欠かせないブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿などをご紹介していますので、ぜひそちらもご覧くださいね♪

※下記内容は、2025年6月視察時点のものです。

トプカプ宮殿・謁見(えっけん)の間

トプカプ宮殿・謁見(えっけん)の間

15~19世紀にかけて、歴代のオスマン皇帝とその家族が暮らした「トプカプ宮殿」。敷地が広く、丁寧に見学をすると、ここだけで1日以上かかりそうです。入場券は事前購入も可能ですが、私たちは当日チケット売り場で購入しました。

朝一番に訪れたので、そこまで列は長くなかったです。入場券は2,400トルコリラでした。以前は、ハレム入場券付きとなしの2種類がありましたが、今は1種類に統一されたようです。私が持っていた2023年発行のガイドブックには、ハレム入場付きで950トルコリラと記載がありましたので、この数年で倍額以上に値上がりしたようです。

トプカプ宮殿のチケット売り場

トプカプ宮殿のチケット売り場

外国人観光客はチケット代金が2,400トルコリラです

外国人観光客はチケット代金が2,400トルコリラです

トプカプ宮殿の中でも特に人気なのが、「ハレム」と「宝物館」です。ハレムは後宮、江戸時代の大奥のような場所です。細かい模様のイズニックタイルとステンドグラスでの装飾、大理石を使ったハマム(当時のお風呂)、美しく整備された中庭など、贅を極めた空間となっています。中でも1枚1枚手描きで作られたタイルは、今も変わらず色鮮やかで、とてもフォトジェニックな空間を演出しています。

黄金の道。細かい装飾が施されています

黄金の道。細かい装飾が施されています

スルタンの大広間

スルタンの大広間

ブルーのイズミックタイルが映えます

ブルーのイズミックタイルが映えます

美しいサロン

美しいサロン

大理石のハマム

大理石のハマム

側室の庭

側室の庭

宝物館は、オスマン帝国が得た戦利品や贈り物など、数々の装飾品が飾られています。今まで、世界各地でさまざまな宝物館を訪れましたが、ここほど豪華な展示を見たのは初めてでした。

中でも、86カラットのダイヤモンドは、ダイヤとは思えない巨大なサイズで、さらにまわりに小さなダイヤの装飾が施されており、まさにプライスレスでした。ほかにも、かわいいアクセサリーなど、センスのいい宝物がキラキラと並んでおり、たまらない空間でした。

きらびやかな食器がずらり

きらびやかな食器がずらり

大きなエメラルドが埋め込まれたトプカプの短剣

大きなエメラルドが埋め込まれたトプカプの短剣

86カラットのダイアモンド

86カラットのダイアモンド

鮮やかで細かい装飾に思わずため息

鮮やかで細かい装飾に思わずため息

甲冑も美しい姿のまま保存されています

甲冑も美しい姿のまま保存されています

エメラルドで装飾されたターバン飾り。スルタンはエメラルドを好んだそうです

エメラルドで装飾されたターバン飾り。スルタンはエメラルドを好んだそうです

アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡のクルーズは、イスタンブールで大人気のアクティビティです。複数の会社が1日何便も運航しているので、時間が読めなくても、現地で次の船のチケットを購入して乗船することができます。

トラムのエミノニュ駅から徒歩すぐのエミノニュ桟橋に、それぞれの船会社がチケットブースを設けています。船会社によって、船の大きさや値段が異なります。今回私たちが乗船したのは、トゥリヨル(TURYOL)という会社のクルーズです。45分~1時間おきに船がでており、1人250トルコリラと比較的リーズナブルでした(支払いは現金のみ)。

チケット売り場

チケット売り場

運行スケジュールとチケットの料金

運行スケジュールとチケットの料金

チケット売り場のすぐそばには、名物のサバサンド(魚のサバを焼いてパンに挟んだサンドイッチ)をはじめ、シーフードを提供している食堂が並んでいます。ここに来たからにはやっぱりサバサンド!ということでオーダーしましたが、大きかったので1個を2人でシェアしました。このあたりの食堂はカードは使えないので、ある程度現金の用意が必要です。

サバサンドを作る様子

サバサンドを作る様子

サバサンド、これで半分です

サバサンド、これで半分です

クルーズ船は大型で、1階席と2階席があります。自由席になりますので、早めに乗船しないと窓側の席から埋まっていきます。

クルーズは、エミノニュ桟橋横のマリーナからスタート。ドルマバフチェ ジャーミィやドルマバフチェ宮殿(ヨーロッパサイド)を左手に眺めながら進みます。2番目の橋(第2ボスポラス大橋)でUターン、アジアサイドを眺めながらエミノニュまで戻ります。

今回乗船したクルーズ船です

今回乗船したクルーズ船です

クルーズはエミノニュ桟橋からスタート

クルーズはエミノニュ桟橋からスタート

ドルマバフチェ宮殿

ドルマバフチェ宮殿

かつては夏の宮殿として使われていた、ケンピンスキーホテル

かつては夏の宮殿として使われていた、ケンピンスキーホテル

1つめの橋とオルタキョイ ジャミィ(モスク)

1つめの橋とオルタキョイ ジャミィ(モスク)

第2ボスポラス大橋とアジアサイド

第2ボスポラス大橋とアジアサイド

所要約1時間、疲れて後半船内で寝ている方も多かったですが(笑)、今回行けなかったヨーロッパサイドの街並みを見ることができて、大満足な時間となりました!

クズ塔がクルーズのゴールです

クズ塔がクルーズのゴールです

廣永 亜紀

トラベルコンサルタント 廣永 亜紀

ヨーロッパとアジアにまたがるエキゾチックな街イスタンブールには、豪華絢爛で見応えのある観光スポットがたくさんあります。今回は、1日半の滞在でしたので新市街は行けませんでしたが、旧市街を効率よく観光することができました。宿泊エリアや観光ルートを工夫することで、よりスムーズに観光することができます。

トルコ旅行をご検討の際は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください!


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