ティースタイルWEB編集長の山本です。北アフリカ・モロッコのマラケシュで人気の宿泊施設「リヤド」を視察しました。

3軒目にご紹介するのは、「レ ジャルダン デ ラ メディナ Les Jardins De La Medina」です。ジャルダンは「庭」、メディナは「町」を意味し、ここでは“旧市街の庭”とでもいった意味でしょうか。先に紹介した「エル フェン」「ラ スルタナ マラケシュ」の2軒と比べると明るく開放的、またカジュアルな雰囲気でした。
“庭”の名の通り、オリーブやオレンジ、ジャカランダなどの植物が生い茂った3000㎡の庭が特徴です。

レ ジャルダン デ ラ メディナは、ジャマ・エル・フナ広場から徒歩20分ほど。広大は庭園をもつ建物は、19世紀のもので、かつては王様の親戚の邸宅だったとか。現在はフランス人オーナーのもと、モロッコの伝統的な建築に現代らしい快適さをプラスした空間に生まれ変わっています。

敷地の中心には大きなプールがあり、周囲に客室やレストラン、テラス、スパなどが配置されていて、リゾートホテルのような雰囲気もあります。

客室はスイートを含め、全36室。4つのカテゴリーに分かれており、パティオサイドルーム、ガーデンサイドルーム、ソラリウム、そしてスルタナ。スルタナは7つあるスイートで、それぞれイスラム教徒の女性の名がついているそうです。

スパはもちろん、今回写真は撮れなかったのですがハマム（スチームバス）もあります。クッキングクラスなどのアクティビティのご用意もあり、モロッコらしい体験も楽しめるリヤドです。

レ ジャルダン デ ラ メディナはいかがでしたか？
たくさんの緑に包まれた庭園は、暑くて乾燥したマラケッシュにあってとてもリラックスできる空間です。プールを中心に囲むような建物の配置も、他のリヤドと比べると開放的な雰囲気。メディナ観光で疲れて戻ってきたときに、ちょうどよいリヤドではないかと感じました。

視察したリヤドのご紹介も次回が最後となります。お楽しみに♪

今回同時に視察した他の3つのリヤドのレポートはこちらから