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【視察レポート】バルセロナ事情通ガイドが教える! バル巡りにおすすめなお店(スペイン・バルセロナ/2024年3月視察①)

トラベルコンサルタントの蓬莱です。2024年3月、スペインのバルセロナを視察してまいりました。バルセロナ旅行の魅力のひとつと言えるのが、おいしいスペイン料理です。特にお酒と小皿料理を中心とした「バル(Bar)」をはしごするバル巡りは、私も視察前からとても楽しみにしていました。

旅行中のお食事は、回数も限られていますし、お店選びは間違えたくない!というわけで、皆さんにも最新情報をお伝えできるように、バルセロナ事情通のガイドさんと共に、滞在中に実際に訪れたお店をレポートいたします。

まずご紹介するこちらは、ガイドブックやメディアなどでも多数紹介されている有名店「セルベセリア カタラナ(Cervecería Catalana)」です。グラシア通りから近く、観光の途中に行きやすいこともあり、時期や時間帯によっては1時間以上待つこともありますので、ピークの時間をずらすのがいいと思います。おふたりの場合は、カウンター席であれば比較的空いています。英語のメニューを渡されますので、注文もしやすいと思います。

セルベセリア カタラナ

セルベセリア カタラナ

こちらのお店では、パンの上に具材をのせたモンタディートや、オリーブオイルで炒めて塩を振ったシンプルなものなど、ガイドさんおすすめの、バルセロナでは定番とされているタパス(小皿料理)を数品をいただきました。サーロインステーキの上にフォアグラをのせたモンタディートは、後述するお店が有名ですが、ちょっと値段も張りますし、こちらのお店は比較的観光と一緒に行きやすい場所にありますので、行く時間が限られている方にはおすすめです。

イベリコハムをのせたモンタディート。やはりスペインと言えば生ハム。シンプルですがハムのおいしさが味わえる一品

イベリコハムをのせたモンタディート。やはりスペインと言えば生ハム。シンプルですがハムのおいしさが味わえる一品

ステーキ+フォアグラの組み合わせのモンタディート

ステーキ+フォアグラの組み合わせのモンタディート

日本で言うシシトウをオリーブオイルで炒めて塩を振ったもの。ビールのおつまみに!

日本で言うシシトウをオリーブオイルで炒めて塩を振ったもの。ビールのおつまみに!

店名の「エル バソ デ オロ(El Vaso de Oro)」は、“黄金のグラス”という、ビールの入ったグラスを意味しています。その名の通り、お店オリジナルのクラフトビールが名物です。また、こちらのお店はカウンターに鉄板があり、基本的には鉄板で焼いたお料理がおすすめです。地下鉄バルセロネータ駅から歩いてすぐなので、旧市街観光後などにも立ち寄りやすい立地です。よりおいしいモンタディートを食べたい方は、ぜひこちらのお店へ!

エル バソ デ オロ

エル バソ デ オロ

店内の様子

店内の様子

クリーミーな泡と、きれいに注がれたビールは、とても口当たりが良く何杯も飲めてしまいます。制服姿も素敵な店員さんが、じっくり泡を立たせるように注いでくれます。ぜひ召し上がっていただきたいのが、メインディッシュの中から、サーロインステーキにフォアグラをのせたものです。上にかかった玉ねぎのソースもおいしいです。

クリーミーな泡がきれいに注がれたクラフトビール

クリーミーな泡がきれいに注がれたクラフトビール

おすすめの一品、サーロインステーキにフォアグラをのせたもの

おすすめの一品、サーロインステーキにフォアグラをのせたもの

おつまみの定番、シシトウも塩加減が絶妙です!!

おつまみの定番、シシトウも塩加減が絶妙です!!

旧市街の一角にある小さなバル「ラ プラタ(la plata)」のメニューは、魚(イワシ)のフライ、トマトサラダ、ソーセージ、アンチョビの4種類のみ。それにも関わらず、連日地元のお客さんでにぎわっています。いかにも“バル”という雰囲気で、お店のおじさんも優しいので、行きやすいと思います。

基本的には、魚のフライをおつまみに、ビールかワインでサクッと済ませるのがおすすめです。サクサクでおいしいイワシのフライは、手が止まりません。揚げ物と相性の良い、ダンディな紳士のラベルのマラガビールもどんどん進みます! バル巡りの中の1軒にぜひ訪れてみてください。

ラ プラタ

ラ プラタ

イワシのフライとビール

イワシのフライとビール

店内には赤、白、ロゼと、3種類のワインの樽がありました

店内には赤、白、ロゼと、3種類のワインの樽がありました

「カン パイシャノ(Can Paixano)」は、カヴァ(カタルーニャ地方のスパークリングワイン)のワイナリーが運営している、立ち飲み専門のバルです。日本で言う角打ちのような感じで、カヴァを販売するコーナーもあります。メニューは、カヴァの白かロゼのみ、食べ物もソーセージなどの簡単な料理しかないのですが、常に混みあっています。

カヴァはグラスでも安いですが、人数が多い場合はボトルで注文することもできます。カヴァはだいぶ甘口ですし、料理も特におすすめするものはないのですが、バルセロナの人気店のひとつです。カップルよりはグループで、にぎやかな雰囲気を楽しむお店だと思います。

カン パイシャノ

カン パイシャノ

店内の様子

店内の様子

掲載されているメニューを見て店員さんに直接注文し、その場で現金でお支払いのスタイルです。カヴァは甘口で飲みやすいので、ごくごくいけてしまいますが、アルコールが入っているので飲みすぎにご注意くださいね(^^:)

カヴァ

カヴァ

普通のソーセージと韓国のスンデのような血入りソーセージのミックス

普通のソーセージと韓国のスンデのような血入りソーセージのミックス

最後に、こちらはバルではないのですが、12月~3月頃限定で、カタルーニャ地方の冬の風物詩カルソッツを食べられるレストランをご紹介いたします。今回訪れた「エル グロップ ブラセリア(El Grop Braseria)」は、バルセロナ市内に何軒か店舗があり、本当は本店の方がローカルな雰囲気で良いのですが、こちらの店舗はカタルーニャ広場にも近く、観光ルートに組み込みやすい場所にあるところがおすすめポイントです。

カルソッツは、ネギを直火で周りが黒くなるまでこんがりと焼いたものです。肉やパンと一緒になったコースもあるのですが、かなり量が多いので、単品を注文するのが良いと思います。

エル グロップ ブラセリア

エル グロップ ブラセリア

たくさんのカルソッツ

たくさんのカルソッツ

黒くなるまでこんがりと焼いています

黒くなるまでこんがりと焼いています

テーブルで、店員さんがカルソッツの食べ方を説明してくれます。

1. まず手袋と紙エプロンをしてネギの黒く焦げた皮をむきます。ソースが垂れても汚れないように、紙エプロンをしっかり装着しましょう。
2. 中から出てきた白い部分に、トマトやアーモンドをベースにしたロメスコソースをつけて、そのまま頭の上までかかげて下からいただきます!

このほか、フィデウア(カタルーニャで食べられるパエリヤ)もいただきました。フィデウアは、お米の代わりにパスタが使われていて、エビや貝の出汁がしっかりきいていておいしかったです。ひと皿の量がとても多いので、みんなでシェアしながら食べるのがおすすめです。そして、バルセロナはシーフードも有名なので、ムール貝のワイン蒸しも頼んでみました。おつまみにとても良い一品です!

紙エプロンもネギ柄でかわいいですね♪ byネギ色コーデの蓬莱

紙エプロンもネギ柄でかわいいですね♪ byネギ色コーデの蓬莱

フィデウア

フィデウア

ムール貝のワイン蒸し

ムール貝のワイン蒸し

蓬莱 大輔

トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔

バルセロナのバル巡り、いかがでしたでしょうか? バルセロナには、バルやレストランがたくさんあり、お店選びには迷ってしまいますね。今回ご紹介できなかったお店も含めて、おいしいお店はまだまだありますので、バルセロナへのご旅行をご検討の際には、ティースタイルまでお気軽にお問い合わせくださいませ!


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