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【視察レポート】アフターコロナの日本とスペインの出入国を解説! トルコ航空編(スペイン/2022年5月視察①)

こんにちは! ティースタイルの関です。世界的な新型コロナウイルスのパンデミックは以前より落ち着きをみせ、海外では観光客の受け入れ体制が加速しております。この度は、スペイン・カタルーニャ州政府観光局(Catalunya Experience)、トルコ航空(ターキッシュ エアラインズ)、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド各社様よりご招待いただき、2022年5月にスペインのカタルーニャ州に視察に行ってまいりました。

今回はスペインの視察旅行を通し私が肌で感じた日本やスペイン、乗り継ぎ地それぞれの空港の様子、日本とスペインの出入国に必要な書類や条件についてお伝えいたします。

羽田空港

羽田空港

※下記内容は2022年5月視察時点のものとなります。新型コロナウイルスによる世界情勢は日々流動的に変化し、政府や受け入れ先の各国の条件やルールなども変更されている場合がございますので、最新の情報は以下の「外務省海外安全情報(スペイン)」をご確認ください。ティースタイルでお申し込みのお客様は、担当コンサルタントが出発前から終了までサポートいたしますのでご安心ください。

外務省海外安全情報(スペイン)はこちら

スペインへの旅行に向けて日本出国までに必要な準備をご紹介します。

【日本出国までに必要な手続き】
・無料アプリ 「SpTH(Spain Travel Health)」 での登録および、アプリ内でのQRコードの発行
・新型コロナウイルスに係る証明書の取得

下記にて詳しく説明していきます。

SpTHは、スペインにて入国を管理しているアプリとなります。

以下のスペイン保健省の専用ページもしくは、スマートフォンのアプリ(対応のiOSもしくはAndroid)からダウンロードが可能です。※情報の登録はスペイン到着の72時間前から可能です。

以下のスペイン保健省の専用ページもしくは、スマートフォンのアプリ(対応のiOSもしくはAndroid)からダウンロードが可能です。

※情報の登録はスペイン到着の72時間前から可能です。

スペイン保健省の専用ページはこちら

下記(1)~(3)のいずれかの証明書が必要となります。

(1)新型コロナウイルスワクチン接種証明書(ワクチン接種済みの場合)
(2)新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書(ワクチン未接種の場合)
(3)新型コロナウイルスに感染した後に回復したことを示す証明書

詳細は以下の在スペイン日本大使館のHPよりご確認ください。

在スペイン日本大使館のHPはこちら

今回トルコ航空(ターキッシュ エアラインズ)を利用し、羽田からトルコのイスタンブールを経由し、バルセロナに向かいました。日本出国時の空港で必要な書類は以下の通りです。ただし、利用する航空会社によって必要書類が異なる場合もございます。

【日本出国時に必要な書類】
・航空券
・パスポート
・新型コロナウイルスに係る証明書

今回、私は3回のワクチン接種済みだったため、新型コロナワクチン接種証明書アプリを提示しました。念のため、書面ベースでの接種証明も持っておりましたが、提示するタイミングはなかったです。書面の接種証明(海外用フォーマット)に関しましては、各自治体によってことなりますので、お住まいの自治体にお問い合わせくださいませ。

今回、私は3回のワクチン接種済みだったため、新型コロナワクチン接種証明書アプリを提示しました。念のため、書面ベースでの接種証明も持っておりましたが、提示するタイミングはなかったです。

書面の接種証明(海外用フォーマット)に関しましては、各自治体によってことなりますので、お住まいの自治体にお問い合わせくださいませ。

デジタル庁 新型コロナワクチン接種証明書アプリはこちら

羽田空港は新型コロナウイルス流行前と比べ、やはり閑散としておりました。出発のお客様の減少に伴い、空港内にて営業の店舗も休業や時短営業となっているところが多かったです。

出発ロビーに入っている店舗に関して、お土産を購入できる店舗は閉まっておりましたので、空港にてお土産の購入を検討している方は注意が必要です。また、お食事をお召し上がりいただける店舗に関しては、ほぼ8~9割の店舗が休業または時短営業となっておりますので、こちらも注意が必要です。

出発ロビーに入っている店舗に関して、お土産を購入できる店舗は閉まっておりましたので、空港にてお土産の購入を検討している方は注意が必要です。

また、お食事をお召し上がりいただける店舗に関しては、ほぼ8~9割の店舗が休業または時短営業となっておりますので、こちらも注意が必要です。

通常であれば、どの航空会社カウンターも混み合っている19時頃の時間帯ですが、人の流れはまばらでした

通常であれば、どの航空会社カウンターも混み合っている19時頃の時間帯ですが、人の流れはまばらでした

お土産ショップには、当面の間休業の張り紙が張られておりました

お土産ショップには、当面の間休業の張り紙が張られておりました

外貨両替所は店舗数を絞って、旅行保険の店舗は営業しておりました

外貨両替所は店舗数を絞って、旅行保険の店舗は営業しておりました

手荷物宅配のクロネコヤマトは、営業しておりました

手荷物宅配のクロネコヤマトは、営業しておりました

レストランの店舗はほとんど休業となっておりますのでご注意ください

レストランの店舗はほとんど休業となっておりますのでご注意ください

ファストフードエリアは時短営業となっております

ファストフードエリアは時短営業となっております

今回トルコ航空(ターキッシュ エアラインズ)様のご厚意により、ビジネスクラスの搭乗を体験させていただきました。客室乗務員の方々は感染予防対策のために、マスクと手袋を着用されておりましたし、搭乗しているお客様も皆さんマスクを着用しておりました。レストルームには、消毒用のアルコールが準備されておりました。現在のエコノミークラスの搭乗率は約30%、ビジネスクラスは100%とのことでした。

ビジネスクラスの座席では、フルフラットシートで快適に過ごすことができたのはもちろんのこと、「フライングシェフ」と呼ばれる専属のシェフから提供されるお料理は、数々の賞を受賞されていることもあり、どの料理もとても美味しく、人生初めてのビジネスクラスに感動いたしました!!

ビジネスクラスには専属の「フライングシェフ」がいます

ビジネスクラスには専属の「フライングシェフ」がいます

ビジネスクラスの機内食は「ベスト ビジネスクラス機内食」など、数々の賞に輝いています

ビジネスクラスの機内食は「ベスト ビジネスクラス機内食」など、数々の賞に輝いています

新鮮な食材を使ったお料理の数々。空の上でこのような料理が食べられることに感動です!

新鮮な食材を使ったお料理の数々。空の上でこのような料理が食べられることに感動です!

座席にはラグジュアリーブランドのヴェルサーチ(VERSACE)のポーチが用意されており、ポーチの中にはアメニティ(アイマスク、耳栓、ハンドクリーム、フレグランスミスト、歯ブラシ、靴下)が入っておりました。

ヴェルサーチのポーチの中には入っていたアメニティ類

ヴェルサーチのポーチの中には入っていたアメニティ類

DENON社製のヘッドセットはノイズキャンセリング機能付きで臨場感抜群のサウンドでした

DENON社製のヘッドセットはノイズキャンセリング機能付きで臨場感抜群のサウンドでした

ゆとりあるシートピッチのフルフラットシートでゆっくりと休むことができました

ゆとりあるシートピッチのフルフラットシートでゆっくりと休むことができました

乗り継ぎ場所であるトルコのイスタンブール空港には現地時間の早朝到着ではありましたが、閑散としていた羽田空港からうって変わってにぎやかな人通りを感じました。

マスクの着用については各国のルールにより異なりますが、空港内での着用率はだいたい50%ぐらいかなと思いました。義務ではないにもかかわらず高いマスク着用率を誇る日本から離れ、解放的な気分になりがちですが、旅程期間中に陽性となってしまうと、せっかくのご旅行が台無しとなってしまいますので、マスク着用とアルコール除菌で感染予防対策をしましょう。

マスクの着用については各国のルールにより異なりますが、空港内での着用率はだいたい50%ぐらいかなと思いました。

義務ではないにもかかわらず高いマスク着用率を誇る日本から離れ、解放的な気分になりがちですが、旅程期間中に陽性となってしまうと、せっかくのご旅行が台無しとなってしまいますので、マスク着用とアルコール除菌で感染予防対策をしましょう。

ブランドショップは通常通り、免税店は店舗をしぼってではありますが営業しておりました。空港内で利用可能な無料のWi-Fiサービスもありました。広大な敷地面積を誇るイスタンブール空港ですので、ゲート移動も大変です。大体1時間前にゲート番号が掲示板にでるので、時間に余裕を持って移動しましょう!

ブランドショップは通常通り営業しておりました

ブランドショップは通常通り営業しておりました

免税店は店舗を絞って営業しております

免税店は店舗を絞って営業しております

空港内各所に配置されているこの端末にパスポートをスライドすると、Wi-Fiに必要なIDとパスワードが発行されます

空港内各所に配置されているこの端末にパスポートをスライドすると、Wi-Fiに必要なIDとパスワードが発行されます

イスタンブール空港では、ビジネスラウンジも体験させていただきました。

イスタンブール空港には、3つのラウンジがあります。国内線エリアに1つ、国際線エリアにビジネスラウンジ、Miles&Smileラウンジの2つのラウンジがあります。国際線エリアのラウンジはいずれも5,600㎡の広さを誇り、最大765名まで利用が可能です。座席はダイニングテーブル、ソファ、USB差込口付きのブースタイプのシングルソファ等さまざまで自分のスタイルでゆったりと過ごすことができます。

イスタンブール空港には、3つのラウンジがあります。国内線エリアに1つ、国際線エリアにビジネスラウンジ、Miles&Smileラウンジの2つのラウンジがあります。

国際線エリアのラウンジはいずれも5,600㎡の広さを誇り、最大765名まで利用が可能です。座席はダイニングテーブル、ソファ、USB差込口付きのブースタイプのシングルソファ等さまざまで自分のスタイルでゆったりと過ごすことができます。

ラウンジにはサラダやパン、デザートなど軽食のラインナップも豊富で、ホットミールカウンターではホットサンドやチーズサンドなどできたての温かい食事をお召し上がりいただけます。また、ビジネスラウンジ内に個室のシャワーブースもあり、ビジネスラウンジのコンシェルジュにて予約が可能です。私も復路の乗り継ぎ時間にて利用させていただき、帰国のフライトがとても快適に過ごすことができました。

炭酸ドリンク、フレッシュジュース、ミネラルウォーターなど品揃え豊富です

炭酸ドリンク、フレッシュジュース、ミネラルウォーターなど品揃え豊富です

ホットミールのカウンターではシェフがライブクッキングをしておりました

ホットミールのカウンターではシェフがライブクッキングをしておりました

軽食は感染対策のため、一つ一つ個別包装にてパッキングされております。

軽食は感染対策のため、一つ一つ個別包装にてパッキングされております。

温かい飲み物のカウンターではコーヒーや紅茶をはじめ、トルコ紅茶「チャイ」も提供されております

温かい飲み物のカウンターではコーヒーや紅茶をはじめ、トルコ紅茶「チャイ」も提供されております

個室のシャワーブース、トイレ、洗面台が利用可能です

個室のシャワーブース、トイレ、洗面台が利用可能です

アメニティも完備なので、手ぶらでシャワーを浴びることができます

アメニティも完備なので、手ぶらでシャワーを浴びることができます

イスタンブールからスペイン(バルセロナ・エル・プラット国際空港)に到着です!

着陸後の入国審査はパスポートを提示するのみでOKです。私の場合は列はできていたものの、非常にスムーズに流れており約15分程度で抜けることができました。パスポート検査の後、「SpTH(Spain Travel Health)」の登録を確認するエリアがあり、そちらを抜けるとラゲージのピックアップエリアとなります。

着陸後の入国審査はパスポートを提示するのみでOKです。私の場合は列はできていたものの、非常にスムーズに流れており約15分程度で抜けることができました。

パスポート検査の後、「SpTH(Spain Travel Health)」の登録を確認するエリアがあり、そちらを抜けるとラゲージのピックアップエリアとなります。

「SpTH(Spain Travel Health)」の確認は、バーコードリーダーにかざすのみで、その他確認事項等はなく、拍子抜けするほどスムーズに通ることができました。バーコードの読み取り後、5分以内には「SpTH(Spain Travel Health)」の登録が確認できた旨のメールが登録していたアドレスに届きました。

スペインでは現在(2022年5月時点)、マスク着用の制限などは緩和されており、屋外では80~90%程の方々はマスクを着用されておりません。しかし、航空機内、バスやメトロの密閉された空間や病院などでの着用は義務とされておりますのでご注意ください。

「SpTH(Spain Travel Health)」の登録を確認するエリア。バーコードリーダーにQRコードをかざしてください

「SpTH(Spain Travel Health)」の登録を確認するエリア。バーコードリーダーにQRコードをかざしてください

ガイドや送迎のミートエリア。かなり空いている印象でした。少しでも早く、観光客であふれる日常が帰ってくると願っております

ガイドや送迎のミートエリア。かなり空いている印象でした。少しでも早く、観光客であふれる日常が帰ってくると願っております

スペインを出発する72時間以内に医療機関やクリニックなどでPCR検査をし、その検査の陰性証明が必要となります。厚生労働省が定めるフォーマットにて対応が可能なクリニックは限られておりますので注意が必要です。 バルセロナにて対応可能な医療機関に関しましては、以下の在バルセロナ日本総領事館のウェブサイトをご参考にしてください。

今回検査をしてもらったのはバルセロナ市内にある小さなクリニックで、現地の方々も外で並んで検査の順番を待っておりました。

【PCR検査に必要な書類】・パスポート・費用(現金、クレジットでの対応も可能)・各医療機関での受付シートへの記入・厚生労働省の書式のPCR検査証明書(以下ウェブサイトでダウンロード)

【PCR検査に必要な書類】
・パスポート
・費用(現金、クレジットでの対応も可能)
・各医療機関での受付シートへの記入
・厚生労働省の書式のPCR検査証明書(以下ウェブサイトでダウンロード)

在バルセロナ日本総領事館のサイトはこちら 厚生労働省の書式のPCR検査証明書のダウンロードはこちら

事前に準備をしていたPCR検査証明書にパスポート番号など必要事項を記入、またクリニックでの受付シートを記入しました。検査は視察チーム6人全員が終わるまで、大体20~30分程度でした。検査結果は24時間以内にメールにてPDFスキャンで届きました。今回は現地の手配を代行していただいている旅行会社さんの方で原本の受け取りをし、出発までに届けていただきました。

※医療機関によって対応が異なる場合もあります。ご心配な方はPCR検査のサポート手配も可能ですので、弊社コンサルタントにご相談ください。

クリニック内の様子

クリニック内の様子

受付番号札をとり、順番を待ちます

受付番号札をとり、順番を待ちます

今回は咽頭、鼻ぬぐい液での検査を行いました

今回は咽頭、鼻ぬぐい液での検査を行いました

復路もトルコ航空を利用し、バルセロナからイスタンブールを経由し、羽田に向かいました。スペイン出国時に必要な書類は以下の通りです(ただし、航空会社によって必要書類が異なる場合もございます)。

【スペイン出国時に必要な書類】・航空券・パスポート・日本の厚生労働省指定の陰性証明フォーマット(スペイン出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明)

【スペイン出国時に必要な書類】
・航空券
・パスポート
・日本の厚生労働省指定の陰性証明フォーマット(スペイン出発前72時間以内のPCR検査の陰性証明)

※有効な検査証明書を提出できない方(日本人を含む)は、検疫法に基づき日本への上陸が認められません。 航空機への搭乗を拒否される場合もございますのでご注意ください。

チェックインカウンターに並ぶ人々

チェックインカウンターに並ぶ人々

保安検査場への列

保安検査場への列

免税店も営業店舗を絞って営業しておりました

免税店も営業店舗を絞って営業しておりました

イスタンブールを経由し、羽田空港に到着です。日本での入国は水際対策として到着後の検疫が強化されております。飛行機到着後は各所に待機されているスタッフの指示に従い書類を提示、PCR検査を受けて検体番号を渡された後、結果を待ちます。

私が待機している際、「検体番号XXX番をお持ちのお客様は至急、○○カウンターまでお越しください」と呼び出しのアナウンスなどもありましたので、ドキドキしましたが、結果は陰性でした。今回渡航先がスペインだったので、陰性の場合はワクチン接種の有無にかかわらず、自宅待機や他の宿泊施設などでの隔離はありませんでした(この条件は渡航先やワクチン接種状況によって異なります。また、コロナの状況に応じて随時内容は変更されます)。

私が待機している際、「検体番号XXX番をお持ちのお客様は至急、○○カウンターまでお越しください」と呼び出しのアナウンスなどもありましたので、ドキドキしましたが、結果は陰性でした。

今回渡航先がスペインだったので、陰性の場合はワクチン接種の有無にかかわらず、自宅待機や他の宿泊施設などでの隔離はありませんでした(この条件は渡航先やワクチン接種状況によって異なります。また、コロナの状況に応じて随時内容は変更されます)。

事前に情報を登録をすることにより、帰国後の書類の記入や時間の短縮ができる「My SOSアプリ」での登録(申請)をおすすめいたします。日本到着予定時刻の6時間前には登録の完了が必要となりますのでご注意ください。

My SOSアプリについてはこちら ファストトラック(空港での検疫手続きの短縮)についてはこちら
関 啓吾

トラベルコンサルタント 関 啓吾

以上、いかがでしたか? 新型コロナウイルスを取り巻く情勢も少し落ち着きをみせ、海外旅行のご相談も増えてきたこと体感しております。アフターコロナのスペイン旅行のご参考となれば幸いです。日々、情報は変わっておりますので、まずはティースタイルにご相談ください!


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