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【視察レポート】アフターコロナの日本とアメリカの出入国+乗り継ぎの流れを解説! エアカナダ編(アメリカ/2022年6月視察)

こんにちは、トラベルコンサルタントの野口です。2022年6月12日から20日までアメリカのマイアミにて行われた各国のラグジュアリーなホテルやツアー会社が参加する商談会に参加してまいりました。そのため、今回エアカナダを利用して成田からカナダ経由でアメリカへ入国いたしましたので、カナダ経由でのアメリカへの入国事情をご紹介します。

アメリカに入国する際には以下(1~3)の書類が必要となります(2022年7月10日時点)。

【アメリカ入国に必要な書類】
1. COVID-19(新型コロナウイルス)ワクチン接種を完了した証明書
アメリカ合衆国への入国条件として、米国市民、米国永住者及び移民ビザ所持者を除くすべての米国(アメリカ)への渡航者は、米国行きの飛行機に搭乗する前に、「COVID-19ワクチン接種を完了した証明書」を航空会社に提出する必要があります。

そのため、日本出国時までに新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリをインストールして、接種証明書を発行してください。ただし、この接種証明書アプリの登録にはマイナンバーカードが必要で、お持ちでない方は接種時点で住民票のある自治体に依頼して、紙の接種証明書を用意する必要があります。申請から10日ほどかかるので早めの申請をおすすめします。

※COVID-19ワクチン接種を完了した証明書は、モデルナ、ファイザーの場合はそれぞれ2回以上の接種が条件となります。
※ワクチンが受けれない医学的な理由があり医師に英文の診断書を書いてもらった場合には入国が可能、ただしその際は現地で5日間の隔離が必要です。

デジタル庁新型コロナワクチン接種証明書アプリの取得はこちら

2. 電子渡航認証 ESTA(エスタ)の取得
アメリカ入国に際して「ESTA」の取得が必要となります。ESTAの申請はオンラインで可能です。認証には最大で72時間かかるので、申請はなるべく早めに、遅くとも出発の72時間前までにすることをおすすめします。

ESTA申請公式サイトはこちら

3. 電子渡航認証 eTA(イータ)の取得 ≪カナダ経由する場合≫
今回私はカナダを経由しての渡航なので、「eTA」も事前に申請する必要がありました。こちらもオンラインで簡単に取得できます。

eTAの申請はこちら

成田空港での搭乗手続きの際は、エアカナダのカウンターにて、アメリカ入国に必要な書類である上記3つ(ワクチン接種証明書、ESTA、eTA)の確認がありました。機内では、マスクと消毒ジェル、ウエットティッシュが配られました。マスクの着用のみが義務付けられていますが、他は今まで通りでした。

エアカナダの機内ではこのような衛生キットが配られました

エアカナダの機内ではこのような衛生キットが配られました

キットの中身は、マスク、消毒ジェル、ウェットティッシュでした!

キットの中身は、マスク、消毒ジェル、ウェットティッシュでした!

カナダのトロント国際空港に到着すると、マスクを着用している人が多い印象でした。

トロント空港は、とっても混んでいました! 写真で分かる通り、マスクは着用している人が多かったです!

トロント空港は、とっても混んでいました! 写真で分かる通り、マスクは着用している人が多かったです!

ここからアメリカ(マイアミ)行きの飛行機への乗り継ぎをしますが、ここトロント空港で入国審査ができます。アメリカ入国時には、入国審査が長蛇の列になることもありますが、トロント空港では待ち時間もなくたいへんスムーズでした! ここでの荷物のピックアップも必要ありません。

コネクション(connections)という案内表示に従って歩きます

コネクション(connections)という案内表示に従って歩きます

引き続き、コネクション(connections)という案内に従います

引き続き、コネクション(connections)という案内に従います

カナダとアメリカの国旗のマークがついているDFの方に進みます

カナダとアメリカの国旗のマークがついているDFの方に進みます

アメリカ国旗のついたゲートへ進みます。こちらでアメリカの入国手続きまで完了できます。ワクチン接種証明書の提示が求められましたが、時間もほとんどかからず、とってもスムーズでした

アメリカ国旗のついたゲートへ進みます。こちらでアメリカの入国手続きまで完了できます。ワクチン接種証明書の提示が求められましたが、時間もほとんどかからず、とってもスムーズでした

そして、マイアミ空港に到着し、荷物をピックアップし、あっという間に空港の外に出ることができ、国内線感覚で空港を後にすることができました。

アメリカ入国後はほぼ1人もマスクをしている人を見かけませんでした。お店の中でも誰もマスクはつけていません。ビーチにも人が戻っていて、皆さんバケーションを楽しんでいました!

街中の様子

街中の様子

ビーチも活気がありました

ビーチも活気がありました

日本帰国に関して、必要な書類(1~3)は以下の通りです。

【日本帰国前までに必要な書類】
1. 現地出国前72時間以内の検査による陰性証明書を取得
厚生労働省・入国者健康管理センターにより、「現地出国前72時間以内のPCR検査による陰性証明書」を提出することが義務付けられています。日本政府指定の帰国用の「厚生労働省の陰性証明フォーマット」にドクターのサインと検査結果を書き込んでもらいます。そのため、日本出国前に事前に厚生労働省の陰性証明フォーマットを印刷して渡航先に持っていきます。

陰性証明書のフォーマットはこちらからダウンロードできます
今回私の場合は商談会の会場内に設置されていた、このようなPCR検査場で検査を受けました。結果は翌日19時に届きました。このような検査場は各地にあるかと思いますが、ティースタイルで旅行手配する場合はPCR検査の手配も併せてご案内いたしますので、安心してお任せください!

今回私の場合は商談会の会場内に設置されていた、このようなPCR検査場で検査を受けました。結果は翌日19時に届きました。

このような検査場は各地にあるかと思いますが、ティースタイルで旅行手配する場合はPCR検査の手配も併せてご案内いたしますので、安心してお任せください!

2. 陰性証明書を取得後、「My SOS(入国者健康居所確認)」というアプリをインストール
詳細は以下の「ファストトラックの流れ」をご覧ください。そちらからアプリをインストールできます。

ファストトラックの流れ

3. 「My SOS」より必要事項を入力して登録完了する
インストールした「My SOS」の事前登録画面から、ワクチン接種の有無、陰性証明書をアップロードし、誓約書、質問票など必要な情報をすべて入力しますと、事前登録が完了します(特に問題なく審査が完了すると、MySOS Webの画面の色が青になります)。ここまで済ませておきますと、日本への入国は大変スムーズです。ただし、日本到着予定時刻の6時間前には登録の完了が必要となりますので、ご注意ください。

アメリカ(フロリダ州)に関しては、日本入国時のPCR検査と入国後の自宅等の待機が不要です(2022年7月10日時点/この内容は渡航した国や地域によって異なります)。そのため、My SOSの事前登録完了した青の画面を提示するだけで、入国はスムーズでした。

野口 恵莉菜

トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜

今回エアカナダを利用することで、アメリカへの入国が大変スムーズでした。ワクチン接種証明書を持っている場合は、現地での隔離も不要です。ただし、コロナの状況に応じて常に変化しておりますので、ティースタイルでお申し込みのお客様には、弊社コンサルタントより最新の情報をご案内させていただきます。

アメリカ旅行をご検討中の方は、お気軽にティースタイルまでご相談ください。


トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜のご紹介
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■参考サイト:

※日本へ帰国する方に向けての情報については、厚生労働省の以下のページで最新情報をご確認ください。

厚生労働省・入国者健康管理センター「日本へ帰国するみなさまへ」(該当の国や都市を入れて検索してください)