

AUSTRALIA REPORTオーストラリア 視察ブログ
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【視察レポート】マーガレットリバー観光<後編>トレッキング&ワイナリー見学(オーストラリア・西オーストラリア州南部/2024年10月視察⑤)
こんにちは! トラベルコンサルタントの関です。2024年10月に、西オーストラリア州の州都、パースへ視察に行ってまいりました。その際に訪れた「マーガレットリバー」での体験を、前編、後編の2部構成でご紹介します。今回は、前回お届けしました前編に続き、後編をご案内します。

マーガレットリバーでの体験をご紹介!
◆ワイルドフラワーはご存じですか?
「ワイルドフラワー」とは、自然の中で自生する野生の花々のことです。人の手によって植えられたものではなく、その土地の気候や、環境に適応しながら成長するのが特徴です。
西オーストラリア州は、世界でもワイルドフラワーの種類が豊富な地域のひとつです。特に、マーガレットリバー地域は、温暖な気候と多様な地形に恵まれ、2,500種以上のワイルドフラワーが自生しています。そのうちの多くが、この地域にしか見られない固有種です。

ケープ ウィード。オーストラリアをはじめ、南半球の温暖な地域で見ることができる

カルポブロタス チレンサス。アフリカン アイビーなどとも呼ばれる多肉植物
*マーガレットリバー地域のワイルドフラワーの歴史
マーガレットリバー地域には、数万年前から、ヌンガー族と呼ばれる先住民が暮らしており、ワイルドフラワーは、彼らの生活の一部として重要な役割を果たしてきました。
一部のワイルドフラワーは、食料として利用され、特に根や種子が貴重な食材となりました。また、バンクシアの花蜜は、のどの痛みを和らげる薬として使用されるなど、薬草としての役割も持っていました。さらに、ワイルドフラワーの開花時期は、狩猟や採集のタイミングを判断する指標となり、彼らの文化や生活に深く根付いていました。
1820年代にヨーロッパ人がこの地に到達すると、マーガレットリバーの豊かな植生が注目され、その後、開拓者による農業や牧畜が進んだことで、一部の原生植物が失われてしまいましたが、20世紀に入ると自然保護の重要性が認識され、国立公園や自然保護区が整備されるようになりました。
現在では、エコツーリズムが発展し、多くの旅行者がワイルドフラワーを楽しむために訪れる地域となっています。
*ワイルドフラワーに最適な気候、環境とシーズン
マーガレットリバー地域は、地中海性気候で、冬に降水量が多く、夏は乾燥します。この気候の影響で、冬の雨期には植物が成長し、春に一斉に花が咲きます。夏には種子を落とし、次のシーズンに備えるため、ワイルドフラワーのピークは、9月から11月にかけて訪れます。
また、海岸線、森林、砂地、湿地など、多様な地形が広がっており、それぞれの環境に適応した、異なるワイルドフラワーが自生しています。沿岸地域では、潮風に強いバンクシアやピグフェイスが見られ、森林地帯では、カリの巨木の下にランやワトルが育ちます。砂地では、乾燥に強いカンガルーポーや、エバーラスティングが咲きます。
今回の視察は、このベストシーズンにあたる10月に訪れることができたこともあり、満開に咲き誇る、たくさんのワイルドフラワーを見ることができました♪
◆ケープ トゥ ケープ トラック(トレッキングコース)
オーストラリア西部のマーガレットリバー地域にある、約135kmのトレッキングコースが「ケープ・トゥ・ケープ・トラック」です。ケープ・ルーウィンからケープ・ナチュラリステまでを結ぶこのルートでは、美しい海岸線や緑豊かな森林、広がるビーチやワイルドフラワーを楽しむことができます。多様な地形を歩けるのが特徴で、特に春には色とりどりの花々が咲き誇り、自然の美しさを堪能できます。
ケープ・トゥ・ケープ・トラックは、日帰りのハイキングから数日にわたる本格的なトレッキングまで対応しており、マーガレットリバー地域の大自然を体感するのに最適な場所です。今回は、その一部を約2時間半かけて歩くカジュアルなコースを、ツアーに参加して体験してきました。このツアーを主催する会社では、自然の中でのアクティビティとともに、地元のグルメ料理やワイン、ラグジュアリーな宿泊施設も組み合わせた、ハイエンドなツアーを数多く提供しています。

ガイドさんとブリーフィング

ワイルドフラワーの図鑑

植物の種類や、その生態について学びながら楽しむことができます

海辺に咲き誇るワイルドフラワーと景色を楽しみながらのトレッキング

海に近い岩場に生える、力強い草花。緑と土色のコントラストが映えます

スカエヴォラ エミュラ。花が扇(ファン)の形に似ていることから、“ファンフラワー”として知られています

ノースポール(別名:カンシロギク)

スキゾジン カス。 オーストラリアの乾燥地帯に自生するアカネ科の植物

ブラキスコーム。オーストラリア原産のキク科に属する植物“オーストラリアン デイジー”として知られています

クンゼア属ヒマラヤヤマボウシ

アカシア パラドクサ。ユニークな外見と生態で注目される植物
見晴らしの良い写真スポットで集合写真♪

ガイドさんと、共にトレッキングを楽しんだ皆さんと!
ここでしか見ることができない、たくさんのワイルドフラワーを見ながらのトレッキングの終盤で、ガイドさんが準備してくれていた、軽食とハーブティーでひと休み♪

開けたスペースで、ガイドさんが休憩の準備をしてくれます

ハーブティー

ブラウニーとナッツ。トレッキングで疲れた体に甘いものが染み渡ります

散策中に見つけたワイルドフラワーたち

ピメレア フェルルギネア。オーストラリア原産の植物

スターチス。花言葉は“変わらぬ心”“途絶えぬ記憶”
私たち以外にも、トレッキングを楽しみに来ている方々がたくさんいらっしゃいました。

トレッキングを楽しむ方々

眼下に広がる海岸線の景色

ツアー終了時に、おしぼりのサービス
ガイドさんの豊富な知識量、日本ではなかなか見ることのできない小さなワイルドフラワー、風光明媚な海岸線をトレッキングできるという、自然の美しさと壮大さを感じることができる、素晴らしい経験となりました。
◆ワイナリー訪問「アラヴィナ エステート」
*マーガレットリバー地域で作られるワインの特徴
マーガレットリバー地域は、オーストラリアで最も優れたワイン生産地のひとつとして、広く認識されています。その成功の秘訣は、まずこの地域の気候にあります。地中海性気候が特徴で、冬は湿潤で温暖、夏は乾燥して暑いという、バランスの取れた気候が続きます。特に、海から吹く冷涼な風がブドウの成熟を遅らせ、これがワインに求められる酸味と深みを生み出します。
この地域は、赤ワインと白ワインの両方において、世界的に高い評価を得ています。赤ワインでは、特にカベルネ ソーヴィニヨンが有名で、フルボディでしっかりとしたタンニンを持つワインが多く作られます。これらは、熟成によりさらに深みと複雑さを増し、世界中のワイン愛好家に愛されています。
白ワインでは、シャルドネが特に注目されており、フレッシュでフルーティーな味わいと、しっかりとした酸味が特徴です。そのほかにも、ソーヴィニヨン ブランやヴィオニエなど、さまざまな品種が栽培されており、それぞれがマーガレットリバー特有の風味を引き出しています。
*ワイナリー「アラヴィナ エステート」へ
「アラヴィナ エステート(Aravina Estate)」は、地域特産のブドウを使用して作られるワインが特徴で、その品質の高さが、訪れる人々を魅了しております。

マーガレットリバー地域に位置する高級ワイナリー、アラヴィナ エステート

テイスティング体験

テイスティングでのお気に入りの1本。オーク樽で熟成されたスモーキーな香りが特徴的な赤ワイン
アラヴィナ エステートの敷地内には、美しい果樹園や庭園が広がり、サーフギャラリーなど、ワインを楽しみながらリラックスできる場所としても人気があります。
この地域は、ワインの名産地であると同時に、世界有数のサーフスポットとしても知られています。特に、インド洋に面した美しい海岸線には、世界大会が開催されるほどの高品質な波があり、地元の人々や観光客にとって、サーフィンは欠かせないライフスタイルの一部となっています。
アラヴィナ エステートの「WAサーフギャラリー」は、西オーストラリアのサーフィンの歴史や、レジェンドたちを紹介する展示スペースになっており、地元のサーフィン文化を深く知ることができます。また、ギャラリー内では、クラシックなサーフボードや写真、映像などが展示されており、マーガレットリバーのサーフィンの魅力を伝えています。

WAサーフギャラリー

クラシックなサーフボード

サーフグッズも購入可能です
ワイナリー内には、レストランも併設されており、地元の新鮮な食材を使用した料理とともに、アラヴィナ エステートのワインを堪能できます。今回、私たちは、こちらでランチをいただきました! 地元の新鮮な食材を使った料理は、どれも繊細な味わいで、ワインとの相性も抜群でした。特に、ビーフランプキャップのグリルは、素材の風味を活かした絶妙なバランスで印象に残りました。

ワイナリー内に併設されているレストラン

王道ピザ、マルゲリータ

ビーフランプキャップ(お尻の上の部分)のグリル、トリュフオイルがかかったマッシュポテト、アスパラガスとベーコンのグリル

チョリソーのグリル

芽キャベツのグリル、カリフラワークリームとクリスピーチキン

フライドポテト、ローズマリー、レイクソルト、アリオリソース
緑の広がるワイナリーの景色の中で味わう食事は、マーガレットリバーの自然や文化を、より深く感じさせてくれる特別な体験となりました。

お友だちに、ワインのお土産はいかが?

トラベルコンサルタント 関 啓吾
今回は、マーガレットリバーでの体験の後編として、 ワイルドフラワーが咲き誇る海沿いの道でのトレッキング体験 、ワイナリー見学の様子をご紹介しました! マーガレットリバーでの体験は、自然、美食、アクティビティが見事に融合した素晴らしいものでした。
壮大な海岸線を歩くケープ トゥ ケープ トラックでは、潮風を感じながら、色とりどりのワイルドフラワーを楽しむことができ、大自然の美しさに圧倒されました。ワイナリーでは、地元の食材を活かした料理と、上質なワインのマリアージュを堪能し、ゆったりとした贅沢な時間を過ごせました。
今回のレポートをご覧いただき、マーガレットリバーを含め、オーストラリアにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひティースタイルのコンサルタントまでお気軽にご相談ください♪
トラベルコンサルタント 関 啓吾のご紹介
※ティースタイルでは、ツアーのみのお申込みは承ることができません。航空券、ホテル、現地の手配と併せて承ります。