ウィーン視察ブログ
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【視察レポート】ベートーヴェンゆかりの地ハイリゲンシュタット散策&ウィーンの飲食店巡り(オーストリア/2025年2~3月視察②)

オーストリアとチェコを視察してきました、トラベルコンサルタントの藤原です。今回の視察では、オーストリアのウィーン、ザルツブルク、そしてチェコのプラハを中心に街歩きを楽しんでまいりました。都市間は列車やバスでスムーズに移動できるほか、各都市から少し足を延ばして、郊外へお出かけ(ちょっとした“プチ遠足”)も楽しめます。

ウィーンの視察レポートは2回に分けてお届けしています。前回は空港からの移動方法やウィーンの街歩きについてご紹介しましたが、今回はプチ遠足をし、ウィーンの中心から地下鉄でわずか20分ほどの場所にあるハイリゲンシュタットを訪れました。ハイリゲンシュタットは、かつてベートーヴェンが療養を兼ねて暮らした地です。また、ウィーン市内のおすすめレストラン、バー、カフェなどの飲食店もあわせてご紹介しておりますので、観光の参考になれば幸いです。

ウィーン滞在中に老舗カフェ「カフェ セントラル」も訪れました

ウィーン滞在中に老舗カフェ「カフェ セントラル」も訪れました

観光地としては控えめな存在ながら、音楽ファンにとっては“巡礼地”ともいえる特別なエリアが「ハイリゲンシュタット」です。静かな住宅街と緑豊かな小道に囲まれ、耳に届くのは風や鳥のさえずり、水のせせらぎといった自然の音。ゆったりと時が流れるこの場所は、まさに“音のない世界”に身を委ねられる空間です。

では、ハイリゲンシュタットの見どころをたどりましょう。私が到着したのは、2月末の16時30分頃でしたので、お時間がある方は、午前中など早めの時間に訪問されることをおすすめいたします。

地下鉄U4線のハイリゲンシュタット駅で下車し、駅からバス38Aでアームブルスターガッセ(Armbrustergasse)下車。そこから徒歩約5分で、まずは、ベートーヴェンが遺書を書いた家を改装して造られた1つ目の見どころ「ベートーヴェン博物館」へとたどり着きます。

ベートーヴェン博物館。路上にも遊び心がありますね♪

ベートーヴェン博物館。路上にも遊び心がありますね♪

私が到着したころは、すでに閉館時間直前でしたので、外観のみです

私が到着したころは、すでに閉館時間直前でしたので、外観のみです

2つ目の見どころは、「ベートーヴェンの散歩道」です。地図を検索して“ベートーヴェンパーク”を目指してみてください。自然の音に耳を澄ませていると、なぜ耳の病に悩んでいたベートーヴェンが、療養の地としてここを選んだのか、何となく原点に触れられた気持ちになれます。自然の力は偉大ですね。

森へと続く散歩道

森へと続く散歩道

ただただ自然の音に集中する空間です

ただただ自然の音に集中する空間です

ベートーヴェン像と一緒に、目を閉じてゆっくり呼吸し、自然を感じましょう

ベートーヴェン像と一緒に、目を閉じてゆっくり呼吸し、自然を感じましょう

3つ目の見どころは「ホイリゲ」です。

ホイリゲはオーストリア独自のワイン酒場で、手作りのワインと素朴な料理を楽しみながら、地元の雰囲気に浸れる場所です。ブドウの蔓が絡む店先は、まさにワイン酒場らしい風情にあふれています。

ホイリゲはオーストリア独自のワイン酒場で、手作りのワインと素朴な料理を楽しみながら、地元の雰囲気に浸れる場所です。ブドウの蔓が絡む店先は、まさにワイン酒場らしい風情にあふれています。

■伝統的なホイリゲ「マイヤー アム ファールプラッツ」

なんとこの「マイヤー アム ファールプラッツ(Mayer am Pfarrplatz)」の建物、1802年にベートーヴェンが実際に一時住んでいた場所! ハイリゲンシュタットの遺書を書いた頃の彼が、ここで音楽と向き合っていたと言われています。入口には、ベートーヴェンの遺書の家の案内もあり、歴史を感じながらワインを楽しめる唯一無二の空間です。

この日は予約がなく入れてもらうことができましたが、人気の季節は予約をされることをおすすめします。

マイヤー アム ファールプラッツの入口

マイヤー アム ファールプラッツの入口

入口を入ってすぐ、ワインや雑貨を買うことができます

入口を入ってすぐ、ワインや雑貨を買うことができます

酒場といえど、座席もしっかりあります

酒場といえど、座席もしっかりあります

グーラッシュとグラスの白ワインをいただきました。グーラッシュは、パプリカと玉ねぎが香る、牛肉の濃厚トマト煮込みです。酸味があり、ガーリックがきいており、ポテトはボリュームがあるので、ひと皿で十分な量でしたが、いろいろと食べてみたい方は、名物のシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)や、ワインのお供にレバークリームパテも人気メニューとのことです。

グーラッシュ

グーラッシュ

アコーディオンで生演奏もありました♪

アコーディオンで生演奏もありました♪


続いては、ウィーン市内の食をメインとしたご紹介をしてまいります!

お肉系が続いていたので、海鮮好きな私は、この日の昼食はこちらの「ノーチラス フィッシュレストラン(Nautilus Fischrestaurant)」を利用しました。グーラッシュのアレンジらしきメニュー、メディテラネアン オクトパスシチューと、オーストリアの白ワインを注文しました。ハーブが効いていて、ドライトマトの酸味が抜群。タコも柔らかく、2人前くらいの大きさだったけど、ペロリといただいてしまいました★

ノーチラス

ノーチラス

メディテラネアン オクトパスシチュー

メディテラネアン オクトパスシチュー


ウィーンの名門カフェ「カフェ セントラル(Cafe Central)」は、歴史的建築と豪華な内装が魅力の老舗カフェ。著名な文化人も通った知のサロン(知的な対話を通じて新たな価値を創造する交流の場)で、ザッハトルテなど伝統スイーツが味わえます。観光とウィーンカフェ文化を、1度に楽しめる人気スポットです。かなり混み合うので、予約ができる時間であれば予約されることをおすすめします。

カフェ セントラル

カフェ セントラル

美しい陳列。別腹のデザートコーナー

美しい陳列。別腹のデザートコーナー

ピアノ演奏は17時以降、22時まで演奏されているようです

ピアノ演奏は17時以降、22時まで演奏されているようです

ウィーン発祥のコーヒー、アインシュペナー。すごく混んでいましたが、すぐにいただけました

ウィーン発祥のコーヒー、アインシュペナー。すごく混んでいましたが、すぐにいただけました


ふらりと立ち寄った「ギゲル(Gigerl)」は、ウィーン旧市街で本格ホイリゲ気分が味わえる、75%がオーガニック認証を受けている食材と中庭が魅力の、都市型ワイン居酒屋です。サービスもよく、がっつりお食事も良し、お食事前の簡単なお食事も良しの、良いとこ取りで地元の雰囲気が味わえます。

ギゲル

ギゲル

かわいらしい店内の装飾

かわいらしい店内の装飾

このあと、別のお店も楽しみたかったので、前菜のセットを注文しました。

エスカルゴのバジルオイル煮、牛肉のユッケ、チーズ、ハムの盛り合わせ。私のお気に入りはユッケです♪ からしがきいていて、どれだけでもいただけそうなほどヘルシーです。

エスカルゴのバジルオイル煮、牛肉のユッケ、チーズ、ハムの盛り合わせ。私のお気に入りはユッケです♪ からしがきいていて、どれだけでもいただけそうなほどヘルシーです。


「ダス ロフト(Das LOFT)」は、ウィーンに行ったら外せない、ウィーンの市内を一望できる、眺めのいいレストランバーです。バゲットはついてきます。このパンは、外はカリカリ、中はもっちり、自家製パプリカのバターをつけるとクリーミーでさらにおいしい! 前のお店でもお食事をいただいていたので、軽めのフィッシュスープをいただきました。魚のうまみが出ていて、濃厚で、おいしくいただきました。

バゲットと自家製パプリカのバター

バゲットと自家製パプリカのバター

フィッシュスープ

フィッシュスープ

ウィーン市内を一望できるダス ロフト

ウィーン市内を一望できるダス ロフト


最後に、おすすめなお土産スポットです。

こちらは、市街地のコールマルクト通りにある高級スーパー「ユリウス マインル」です。有名食材や、大切な方へのお土産をGETできます。

ユリウス マインル

ユリウス マインル

日本ではなかなか見かけない商品がたくさんあって目移りしそう

日本ではなかなか見かけない商品がたくさんあって目移りしそう

「ナッシュマルクト」は、朝6時から夜9時前後まで営業している市場です。朝食で訪れるもよし、昼食をサクッとでもよし、夕食前のカジュアルな乾杯でもよし、使い方はさまざまです。生鮮食品、乾きもの、スパイスなど、現地ならではのお土産が見つかるかも? 支払いは、カード不可の場所もあるので、現金を少し持って行かれることをおすすめします。

ナッシュマルクト

ナッシュマルクト

スパイス専門店。種類が多くて、心躍ります

スパイス専門店。種類が多くて、心躍ります

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

ウィーンは、歩いているだけでクラッシック音楽が聞こえてきそうな、とても気品のあふれた街です。オペラやコンサートもさまざまな場所で行われているので、お昼間はしっかり街歩きを楽しんでいただき、夜は着替えてちょっとオシャレをして、コンサートもぜひ楽しんでください。

オーストリアを含むヨーロッパの旅は、ぜひティースタイルにお任せください。


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