ケープタウン視察ブログ
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【視察レポート】ケープタウンの穴場観光スポット3選(南アフリカ/2025年5月視察①)

こんにちは、トラベルコンサルタントの蓬莱です。2025年5月に視察で南アフリカのケープタウンを訪れました。その際に市内ではライオンズヘッド、ボカープ地区、郊外ではジラフハウスを訪れました。テーブルマウンテン、ボルダーズ ビーチ、喜望峰などの人気観光地に比べて、知名度は高くありませんが、いずれもおすすめの場所です。今回は、そんな3つの観光スポットをご紹介します

日の出を見るため、ライオンズヘッドへ登る際に見えたきれいな夜景

日の出を見るため、ライオンズヘッドへ登る際に見えたきれいな夜景

ケープタウンの山と言えば、テーブルマウンテンを思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろんテーブルマウンテンからの眺めも素晴らしいのですが、ケープタウンの夜景や朝日を山頂から見たい!という場合、テーブルマウンテンはかなり難易度が高くなります。そのため、市内から気軽にアクセスしやすく、標高669mの「ライオンズヘッド」は、山登り初心者の方にもおすすめです。

道中には岩場やハシゴもあり、ちょっとした冒険気分を味わうことができますし、頂上からはケープタウンの市街地、大西洋、テーブルマウンテンを一望できます。自分も実際に登ってみて、登りの坂道では大変な場所もありましたが、登頂時間としては約40分ほどでした。

少しずつ夜が明けていきます

少しずつ夜が明けていきます

刻々と変化する日の出の様子を眺めながら登ります

刻々と変化する日の出の様子を眺めながら登ります

日の出とともに、朝日がケープタウンの街を照らしていく様子はとても幻想的でした。まだ暗い日の出前と、日の出後では、かなり気温が変わります。脱ぎ着しやすい格好で向かいましょう!

ついに朝日が顔を出してきました

ついに朝日が顔を出してきました

お日さまに照らされながら下山

お日さまに照らされながら下山

独自のケープ・マレー文化が息づく人気の観光名所が、「ボカープ地区(Bo-Kaap)」です。ピンク、黄色、緑、青など、ビビッドでカラフルな家々が立ち並び、歩くだけでも気分が上がります。

このケープ・マレー文化とは、17〜18世紀にマレーシアやインドネシアなどからケープ地方(現在の南アフリカ・ケープタウン)へ移住してきた人々の子孫によって受け継がれてきた、イスラム教を中心とする独自の文化です。スパイスを多用したマレー風カレーやサモサなどの料理、音楽、言語、そして色鮮やかな建物の外観にも、その文化的ルーツが息づいています。

観光地として人気がありながらも、ローカルで素朴な雰囲気が残っているのも魅力のひとつ。ウォールアートも点在し、写真好きや“インスタ映え”を狙う方にはぴったりのフォトジェニックスポットです。ケープタウン市内中心部から徒歩でもアクセスできます。

一軒一軒が違う色! 鮮やかで写真映えします

一軒一軒が違う色! 鮮やかで写真映えします

ウォールアートの向こうに見える山はテーブル マウンテンです

ウォールアートの向こうに見える山はテーブル マウンテンです

石畳の道が多いので、歩きやすい靴で向かいましょう。写真に夢中になって、うっかり転ばないように!

どこを切り取ってもフォトジェニック

どこを切り取ってもフォトジェニック

こんなに急な坂道も…

こんなに急な坂道も…

「ジラフハウス」はケープタウン郊外(車で約40〜50分)にある動物保護施設で、キリンやフクロウなどと触れ合うことができます(事前予約要)。 また、エサやり体験をしながらスタッフから動物の生態について丁寧に教えてもらうこともできます。

大規模サファリほどの迫力はないけれども親しみやすく、小さなお子さま連れの方にも安心です。動物の中では特にキリンが好きな私も、実際にエサをあげたり触れ合ったりすることで、より一層キリン愛が深まりました。笑

キリンモチーフのかわいらしいウェルカムボード

キリンモチーフのかわいらしいウェルカムボード

ショップもあるので記念にお土産の購入も!

ショップもあるので記念にお土産の購入も!

キリンとのふれあいタイムでは、ニンジン、ブドウなどを直接あげられる貴重な体験ができました! ふくろうとのふれあいタイムでは、ふくろうが鶏肉めがけて勢いよく飛んできました。

ながーい舌でペロリ。キリンは下の歯がないそうです

ながーい舌でペロリ。キリンは下の歯がないそうです

こんなに近くでふれあえます

こんなに近くでふれあえます

首の動かし方やクリクリの目がかわいい

首の動かし方やクリクリの目がかわいい

その他にも、さまざまな種類の動物や爬虫類がいましたよ♪

ネコ科のカラカル

ネコ科のカラカル

ダチョウに威嚇されました!

ダチョウに威嚇されました!

のんびりたたずむワオキツネザル

のんびりたたずむワオキツネザル

蓬莱 大輔

トラベルコンサルタント 蓬莱 大輔

ケープタウンの観光スポットをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したスポットは、人気のテーブルマウンテン、ボルダーズビーチ、喜望峰、ワイナリーなどとは違い、まだまだあまり知られていない場所かもしれません。まずは有名どころを観光プランの中心に入れて、プラスアルファとして今回ご紹介したようなスポットを入れてみるのはいかがでしょうか?

1時間ほどのライトなハイキングで登ることができるライオンズ ヘッド。ピンクやブルーの家が立ち並ぶカラフルな街並みは、まさに写真映え!のボカープ地区。サファリに行く時間がない方や、小さなお子さま連れの方にも安心して動物とふれあっていただけるジラフハウス。自然・街・動物と、ケープタウンの魅力をギュッと凝縮したような3スポットです。

「時間があまりないけれど、アフリカらしい体験がしたい!」という方や、「記念になる写真や思い出を残したい」という方には特におすすめです!

ぜひアフリカ旅行をご検討中の方は、ティースタイルまでご相談ください。


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