【2024年最新】世界屈指のおいしい街サンセバスチャンで美食巡り

世界屈指の美食の街「サンセバスチャン」。ミシュラン星付きのレストランが集まっており、世界中の美食家が一生に一度は訪れたいと願う地です。近年は、バル巡りの聖地として旅行雑誌やテレビでも頻繁に取り上げられており、その新鮮な食材から作られる豊富なピンチョスを目当てに訪れる方が後を断ちません。バスク地方名物のお酒チャコリを飲みながら、「小皿の芸術」と称されるタパスに舌鼓を打ちましょう。

また、サンセバスチャンの位置するエリアは、避暑地としての一面も持っており、夏のビーチは観光客で賑わいます。「ビスケー湾の真珠」とも呼ばれる、洗練された街でリゾートステイも楽しんでみてはいかがでしょうか。

まずはじめに、サンセバスチャンの基本情報をご紹介いたします。治安やアクセス情報など、旅行の際に役立つ情報を記載いたしますので、ぜひご参考ください。

サンセバスチャンは、スペインの北部に位置するバスク地方に属しています。

同じバスク地方に属するビルバオに規模の大きい空港があるため、サンセバスチャンへは基本的にビルバオを経由して向かうこととなります。ビルバオからサンセバスチャンまでは、バスで2時間程度。弊社でも手配可能な専用車を使えば、1時間半程度でアクセスが可能です。

ビルバオまでのアクセスは、スペイン国内からの場合、バルセロナやマドリードから飛行機やバス、電車を使っての移動が一般的です。バスや電車ですと、5〜8時間かかってしまいますが、飛行機ですと直行便が就航しており、1時間程度で到着できますので、空路移動がおすすめです。

また、スペイン以外の都市(パリやロンドン、イスタンブールなど)からもビルバオへ空路で向かうことができますので、スペイン国内周遊のみならず、ヨーロッパ諸国との周遊も可能です。

ご希望の行程や滞在日数に合わせて、ツアーをオーダーメイドいたします。

スペインの中でも治安がよいとされるサンセバスチャンですが、スリやひったくりなどの軽犯罪が多く報告されておりますので、以下のようなことに気をつけましょう。

・夜はひとりで出歩かない
・治安の悪いと言われているエリアには近づかない
・リュックやショルダーバッグなどを使っている場合でもバッグは前掛けにする
・パスポートなど貴重品は持ち歩かず、ホテルのセキュリティボックスに預ける

また、現地で飲酒をされる際には、荷物は最小限にして、お帰りはなるべく人通りの多い道を選ぶようにしましょう。

ティースタイルのホームページでは、今までサンセバスチャンをご旅行されたお客様からいただいた旅のリアルな感想・クチコミを「お客様の声」として公開しています。お客様ごとに異なる旅のスケジュールもご紹介しているので、これから旅をご計画のみなさまにもきっと役に立つと思います。

バル巡りの聖地ということで、バル訪問を目的にサンセバスチャンを選ぶ方は多いでしょう。そこで、おすすめのバルとともに、バル巡りを楽しむコツや注意事項をご紹介いたします。

バル巡りの聖地ということで、バル訪問を目的にサンセバスチャンを選ぶ方は多いでしょう。そこで、おすすめのバルとともに、バル巡りを楽しむコツや注意事項をご紹介いたします。

〜入店から注文までの流れ〜
○STEP1
バルに入店したら、「オラ!(スペイン語でこんにちは!の意味)」の挨拶を忘れずに。陽気なスタッフが出迎えてくれます。

○STEP2
食べたいメニューが決まったら、ウェイターにお酒や食べたいピンチョスを注文しましょう。カウンター近くの席でしたら、欲しいピンチョスを指差しで注文でも問題ありません。基本的には立食です。

○STEP3
お会計は、最後にまとめてとなります。担当のウェイターにお会計の旨を伝えましょう。ウェイターへお会計の旨を伝える時は、スペイン語やバスク語でなくても問題ありません。アイコンタクトして右手でサインを書くような身振りをしましょう。合図を送ったウェイターがうなづいたり、「わかった」のリアクションをしてくれれば、あとは、レシートを待つだけです。クレジットカードでの支払いを希望する際は、レシートを持ってきてくれた際にクレジットカードを見せましょう。また、スペイン語で「ラ クエンタ ポル ファボール(La cuenta, por favor.)」もしくは、英語で「チェック プリーズ(Check, please.)」とウェイターに伝えても問題ありません。

〜バル巡りを楽しむコツ〜
○名物料理をリサーチしていきましょう
各バルにはそれぞれ看板料理となる名物があります。名物料理を調べてから行けば、効率的にバル巡りが可能です♪

○1つのバルでの食べ過ぎ注意
旧市街にあるバルの数は、なんと100軒近く。複数のバルを楽しむのがバル巡りの醍醐味なので、1つのバルで食べる量はほどほどに。お酒1杯、料理2〜3品がちょうどよいです。

○チャコリのパフォーマンスもご覧あれ
チャコリとは、バスク地方の名産のお酒。そのチャコリが入ったボトルを頭より高い位置からグラスに注ぐパフォーマンスは必見。泡立ちをよくして、酸味を抑える目的だそう。

○人気バルを見定めるなら、店内の混雑具合をチェックしてみましょう
バルのドアは基本的に開いているので、外からでも中の様子を見ることができます。中に人が多いかどうか確認して、賑わっていたら、人気の証拠。なかには外まで人があふれているほど混雑しているバルも。
バスク地方のバルでは、床にナプキンやピスタチオの殻を捨てる習慣があるため、以前は、床に落ちているナプキンやピスタチオの殻の数が、人気のバルの見分け方とされていました。しかしながら、現在は床も掃除され、きれいに保たれているため、こちらの見分け方は使えません。情報の古いガイドブックや記事に、この方法がおすすめと記載されていることがありますので、ご注意ください。

○カウンター近くの席につきましょう
サンセバスチャンはバスク語がメインで使われています。地元の方が多いお店ですと、スペイン語ですらオーダーが困難なことも。カウンターの席であれば、欲しいピンチョスを指差しでオーダーできるので、おすすめです。

〜バル巡りの注意事項〜
●現金(ユーロ)を持参しましょう
クレジットカードを使える最低額が決まっているお店もありますので、現金を持ち歩きましょう。サンセバスチャンには、両替する場所が少ないため、到着前にユーロへ両替することをおすすめいたします。

●荷物の管理に注意しましょう
特に立食の場合は、荷物を床に置かず、肌身離さず持っているようにしましょう。バル巡りの際には、両手が使え、前掛けにできるバッグを持参すると重宝します。

バル巡りの聖地でもあるサンセバスチャン。数々のガイドブックやメディアに取り上げられている、外せないバルをご紹介いたします。名物料理を食べるもよし、同じメニューをいくつかのバルで食べ比べもよいですね。

バル巡りの聖地でもあるサンセバスチャン。数々のガイドブックやメディアに取り上げられている、外せないバルをご紹介いたします。名物料理を食べるもよし、同じメニューをいくつかのバルで食べ比べもよいですね。

●GANBARA
季節のキノコ料理を楽しめるバル。しいたけを大胆にそのまま使ったメニューも! シンプルに素材の美味しさを生かしたフードが多い、人気の老舗。
住所:San Jeronimo 21,20003 San Sebastian

GANBARA 公式HP

●Bar Txepetxa
アンチョビのマリネが絶品のお店。1932年の老舗で、不動の人気を誇るバル。アンチョビに野菜やイクラ、サーモンなどがバゲットとともトッピングされたピンチョスがおすすめです。青唐辛子のピクルスを使ったバスク名物のピンチョス「ヒルダ」も評判が高いので、ご賞味あれ。
住所:Arrandegi Kalea, 5, 20003 Donostia, Gipuzkoa

Bar Txepetxa 公式HP

●BERGARA
グロス地区に位置し、内装がモダン。数々の賞を受賞したことのあるピンチョスが揃っている実力店。創作ピンチョスが多く、見た目も楽しめます。もちろん味も申し分なしのアーティスティックなピンチョスをご堪能ください。
住所:Calle del General Artetxe, 8, 20002 Donostia-San Sebastian

BERGARA 公式HP

●Borda Berri
ほほ肉の赤ワイン煮込みとチーズリゾットが看板メニューの料理。日本人の間ではタコのフードも美味しいことで有名です。カウンターにピンチョスが並んでないため、ご自身で注文が必要となります。スムーズに注文するために簡単なスペイン語を覚えていきましょう♪
住所:Calle Fermin Calbeton, 12, 20003 San Sebastian

Borda Berri facebookページ

●Gandarias
肉料理が有名で、プレート料理を注文する方がいるほど。看板料理である牛肉ステーキが乗ったピンチョスが特に絶品。オーダーしてからグリルして熱々で提供されるピンチョスに舌鼓ください。ウニやカニのピンチョスも評判が高いので、ぜひトライしてみては?
住所:C/31 de Agosto,23, 20003 San Sebastian

Gandarias 公式HPページ

●La Cepa
70年以上の歴史を持つ老舗バル。テーブルに座って食べられるので、立ち飲みに疲れてしまった時にぜひ立ち寄って欲しいバルです。生ハムが絶品で、生ハム好きには一度は訪れて欲しいお店です。
住所:31 de Agosto Kalea, 7, 9, 20003 Donostia-San Sebastian

La Cepa 公式HP

●Bar Sport
リーズナブルで美味しいピンチョスが並ぶ、大人気バル。看板メニューは、フォアグラが贅沢に使われたピンチョス。日本語メニューもありますので、日本人でも安心してオーダーができるお店。
住所:Fermin Calbeton Kalea, 10, 20003 Donostia, Gipuzkoa

Bar Sport 公式HP

●La vina
バル巡り最後に立ち寄ってほしいバル。名物の黒いチーズケーキを目当てにたくさんの観光客が訪れます。なめらかで濃厚なチーズケーキは最後のデザートにぴったり。
住所:Calle 31 de Agosto, 3, 20003 San Sebastian

La vina 公式HP

サンセバスチャンが美食の街と言われる理由。それは、ミシュランの星付きレストランが点在していること。スペインで10軒しかない3つ星のレストランが3軒もサンセバスチャンにあることが、洗練された「食」を存分に堪能できることを物語っています。こちらでは、特に人気の高い1つ星〜3つ星のレストランをご紹介いたします。

非常に人気が高いレストランのため、数ヶ月から予約が困難になります。星付きレストランでのお食事が目的の場合は、事前のご予約も承っておりますので、最初のご旅行相談時にお申し出ください。しかしながら、レストランによっては、予約時にクレジットカードを使ってのデポジットが必要な場合もございます。その場合、クレジットカードの情報を弊社でお預かりすることができないため、弊社にて事前手配を承れないこと、予めご理解くださいませ。

※伝統的なバスク料理と新バスク料理の違いとは?
伝統的なバスク料理とは、ピンチョスをはじめとした、肉と魚の炭火焼き・子羊の煮込み料理・タラ料理などが挙げられ、ビスケー湾で獲れた豊富な海の幸を生かしたシーフード料理と内陸部のエブロ川流域の谷で獲れた山の幸を生かした料理に大別することができます。新(モダン)バスク料理というのは、フランスの影響を受けて作られた、内容はバスク料理ながらも、斬新なレシピで作られた創作料理のことを指します。

サンセバスチャンが属するバスク地方には、魅力的なスポットが多くあります。世界遺産や建築にこだわったユニークなホテルなど、少し足を伸ばして、食以外の魅力も感じてみませんか?

バスク地方の玄関口となるビルバオ。サンセバスチャンと同じく、バルや星付きレストランが密集しているので、存分に「食」を堪能することができます。また、アートをテーマとした都市開発が進められ、現在は芸術の街としても知られています。サンセバスチャンと似て非なるビルバオで、さらにバスク地方の虜になってしまうでしょう。

●グッゲンハイム美術館ニューヨークに拠点を置くグッゲンハイム美術館の分館で、近現代美術を専門としています。この美術館の完成をきっかけに、ビルバオは芸術の街として生まれ変わりました。建築界の奇才フランク・ゲーリーが設計した建物が独創的で、ビルバオのシンボルといえるでしょう。外部にもアート作品が並べられ、昼と夜とで姿を変えることも魅力。

●グッゲンハイム美術館

ニューヨークに拠点を置くグッゲンハイム美術館の分館で、近現代美術を専門としています。この美術館の完成をきっかけに、ビルバオは芸術の街として生まれ変わりました。建築界の奇才フランク・ゲーリーが設計した建物が独創的で、ビルバオのシンボルといえるでしょう。外部にもアート作品が並べられ、昼と夜とで姿を変えることも魅力。

●ビスカヤ橋エッフェル塔設計者の弟子によって設計された、世界最古の運搬橋。世界遺産にも登録されており、高さ50mの鉄橋部分からワイヤーで吊るされたゴンドラを使うという、独特な方法で川を渡ることができます。鉄橋の部分も歩いて渡ることができます。

●ビスカヤ橋

エッフェル塔設計者の弟子によって設計された、世界最古の運搬橋。世界遺産にも登録されており、高さ50mの鉄橋部分からワイヤーで吊るされたゴンドラを使うという、独特な方法で川を渡ることができます。鉄橋の部分も歩いて渡ることができます。

●サンファン・デ・ガステル・ガチェビルバオから車で1時間程度で行くことのできる、礼拝堂のある小島。ビスケー湾に浮かぶその島はゴツゴツとした岩から成り、元々は修行の地として使われていました。小さなモンサンミッシェルと呼ばれ、映画のロケ地としても使われる場所です。

●サンファン・デ・ガステル・ガチェ

ビルバオから車で1時間程度で行くことのできる、礼拝堂のある小島。ビスケー湾に浮かぶその島はゴツゴツとした岩から成り、元々は修行の地として使われていました。小さなモンサンミッシェルと呼ばれ、映画のロケ地としても使われる場所です。

●ホテル マルケス デ リスカル ラグジュアリー コレクション ホテル エルシエゴグッゲンハイム美術館を設計したフランク・ゲーリーが建築に携わった、ユニークな外観をしたホテル。ワイナリーも併設されていますので、ワインに関するアクティビティやスパも取り揃えられています。

●ホテル マルケス デ リスカル ラグジュアリー コレクション ホテル エルシエゴ

グッゲンハイム美術館を設計したフランク・ゲーリーが建築に携わった、ユニークな外観をしたホテル。ワイナリーも併設されていますので、ワインに関するアクティビティやスパも取り揃えられています。

マドリードのソフィア王妃芸術センターに展示されている、ピカソが描いた絵画『ゲルニカ』。スペイン内戦の悲劇を描いた場所として描かれた街が、ここゲルニカです。バスク地方の独立の象徴ともなっている樫の木や名画『ゲルニカ』のレプリカ、空爆時に奇跡的に爆撃を逃れたバスク議事堂が見どころとなっています。

ビルバオから車で30分でアクセス可能です。

フランスとの国境近くに位置する街。漁師の街として知られ、オンダリビアとう地名はバスク語で「砂の浅瀬」を意味しています。赤・緑・青とカラフルに彩られた窓枠やバルコニーが印象的で、存分に街歩きをお楽しみいただけます。また、この地にも数々の賞を受賞したことのあるピンチョスを提供するバルがあります。この街らしい建物のバルで食を堪能できるのも、魅力のひとつです。

サンセバスチャンから車で40分程度でアクセスが可能です。

バスク地方はスペインだけでなく、フランスにもまたがっており、アクセスも簡単です。フレンチバスクでは、可愛らしい街を散策したり、マルシェに参加したり…と、スペイン側とひと味違う魅力に触れることができます。1日で人気スポットを回るツアーもご用意しております。

●ビアリッツニースに次ぐ人気の高級リゾート地がこのビアリッツ。アールデコ建築が美しいカジノや、船を祀った教会など、コンパクトな街ながらも見どころがたくさん。ビアリッツから車で約35分と郊外になりますが、「フランスの美しい村」にも登録されている、カラフルな木組みが可愛らしい家々が立ち並ぶ「アイノア」もおすすめです。

●ビアリッツ
ニースに次ぐ人気の高級リゾート地がこのビアリッツ。アールデコ建築が美しいカジノや、船を祀った教会など、コンパクトな街ながらも見どころがたくさん。ビアリッツから車で約35分と郊外になりますが、「フランスの美しい村」にも登録されている、カラフルな木組みが可愛らしい家々が立ち並ぶ「アイノア」もおすすめです。

●バイヨンヌフレンチバスクの古都バイヨンヌ。フランスの巡礼路として世界遺産に登録されている教会や、バスクの歴史と文化を知るバスク博物館が主な見どころ。ニーヴ川沿いには可愛らしい建物が軒を連ねており、バルやカフェが集まっています。特産品である生ハムに舌鼓を打ちましょう。屋外マルシェでのショッピングもおすすめです。

●バイヨンヌ
フレンチバスクの古都バイヨンヌ。フランスの巡礼路として世界遺産に登録されている教会や、バスクの歴史と文化を知るバスク博物館が主な見どころ。ニーヴ川沿いには可愛らしい建物が軒を連ねており、バルやカフェが集まっています。特産品である生ハムに舌鼓を打ちましょう。屋外マルシェでのショッピングもおすすめです。

●サンジャンドリュズバスクカラーの赤と緑にペイントされた家が立ち並ぶ、可愛らしい街並みが印象的。この地は、ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式を挙げたことで知られおり、その時の教会や、彼らが滞在した館などが今も残されています。また、ここはマカロン発祥と呼ばれる地。ぜひマカロンの食べ比べも楽しんでみて。お土産にもぴったりです。

●サンジャンドリュズ
バスクカラーの赤と緑にペイントされた家が立ち並ぶ、可愛らしい街並みが印象的。この地は、ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式を挙げたことで知られおり、その時の教会や、彼らが滞在した館などが今も残されています。また、ここはマカロン発祥と呼ばれる地。ぜひマカロンの食べ比べも楽しんでみて。お土産にもぴったりです。

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「ミシュラン®️」とは、フランスのミシュラン社が出版するレストランガイドで、 レストランの評価を星の数(最高3つ星)で表しています。

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