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【視察レポート】羽田便と成田便を徹底比較! ターキッシュ エアラインズのビジネスクラス搭乗体験(トルコ・イスタンブール/2025年6月視察⑤)

こんにちは! トラベルコンサルタントの姫野です。トラベルコンサルタントの廣永と一緒にドイツとトルコの視察へ行ってまいりましたので、そのときの様子をお伝えいたします!

今回の視察では、ターキッシュ エアラインズからご提供いただいた往復ビジネスクラスを利用しました。ターキッシュ エアラインズはトルコのイスタンブールを拠点とする世界有数の大規模航空会社で、魅力のひとつはその就航都市の多さです。世界中の国と地域に就航しており、その数はなんと120ヶ国以上、340都市以上です(※2025年6月時点)。

ヨーロッパ周遊を考えている方には特に乗り継ぎの選択肢が豊富で、他の航空会社と比べても日本からの飛行時間が短いので非常に便利です。

ターキッシュ エアラインズの機体がずら~っと並んだイスタンブール空港

ターキッシュ エアラインズの機体がずら~っと並んだイスタンブール空港

突然ですが、皆さまは東京発着の航空券を選ぶ際、羽田空港と成田空港、どちらを選ぶべきか悩んだことはありませんか? 自宅から近い方、料金がリーズナブルな方など、いろいろな選び方があると思いますが、今回はせっかくの機会なので、往路は羽田発、復路は成田着で、それぞれのフライト体験を比較してみましたので、ぜひ最後までご覧ください。

旅の快適度にも大きく影響してくるポイントなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※下記内容は、2025年6月視察時点の情報です。機材など変更される場合もございます。

TK199便(21:45 羽田発-翌 04:50 イスタンブール着)にて、羽田空港からイスタンブールへ向けて出発! 羽田空港内は、海外から来られた旅行客を中心に混雑していましたが、ビジネスクラスのチェックインカウンターは並ぶことなく快適にチェックインができました。

ターキッシュ エアラインズはスターアライアンス加盟航空会社なので、羽田空港から出発する場合はANAのビジネスクラスラウンジを利用することができます。ラウンジの中は人が多かったため写真撮影は控えましたが、コールドミールやラーメン、うどん、カレーなどのホットミール、アルコール飲料なども充実。シャワーも利用可能です。

この日は、ビジネスクラス用のカウンターは3つ

この日は、ビジネスクラス用のカウンターは3つ

出国手続き後はゆっくりラウンジ利用もおすすめ♪

出国手続き後はゆっくりラウンジ利用もおすすめ♪

羽田空港発着便(イスタンブール線)は2025年6月時点では、主にボーイング777-300ER型機が使用されています。ビジネスクラスの配列は2席-3席-2席。隣席との仕切りは簡易的なものとなり、プライベート感はありません。仕切りがない分、開放的で広々とした印象を受けました。お友達同士やカップル、グループ旅行など、隣同士で会話も楽しみながら機内での時間を過ごしたい方へおすすめです。

TK199便の機内の様子

TK199便の機内の様子

窓側の2列の席

窓側の2列の席

席に着くと、ブランケットとスリッパ、ヘッドホンと枕が用意されており、アメニティポーチはあとから配られました。

モニターまで距離があるのでメガネ必須です(笑)

モニターまで距離があるのでメガネ必須です(笑)

USBポートもあるので、スマホの充電も〇

USBポートもあるので、スマホの充電も〇

ヘッドホン

ヘッドホン

ランバンのアメニティキット

ランバンのアメニティキット

シートをフルフラットにすると、個人モニター下の方まで座席が伸びて横になることができますが、フットレストだけを調整することもできるので、本を読んだりパソコン作業をするときにも足を伸ばして快適に過ごすことができました。

機内の明かりが消される前に、キャビンアテンダントさんがベッドメイキングをしてくださいます。

フルフラットに倒した座席

フルフラットに倒した座席

ベッドメイキング後

ベッドメイキング後

続いて、TK50便(15:50 イスタンブール発-翌 09:05 成田着)の機内の様子です。2025年6月時点では、エアバスA350-900型機が使用されており、ビジネスクラスの配列は1席-2席-1席。「個室感」「プライベート感」があります。ひとり旅や、隣の人を気にせず爆睡したい!という方には、断然こちらがおすすめです。

TK50便の機内の様子

TK50便の機内の様子

前後のシートでモニターと座席の配置が異なります

前後のシートでモニターと座席の配置が異なります

通常の背もたれの位置(リクライニングしていない状態)のまま足を前に伸ばして座ることができるほどスペースがあり、モニターや操作パネル部分も高級感がありますね。

貴重品のハンドバッグ類も足元にすっぽり収まります

貴重品のハンドバッグ類も足元にすっぽり収まります

読書灯やモニターなどの操作ボタンは手元にまとまっています

読書灯やモニターなどの操作ボタンは手元にまとまっています

枕、ブランケット、スリッパ、ヘッドホンが用意されているのは羽田便と変わらず、アメニティのポーチだけが違っていました。個人的には、就寝前と着陸前の身支度を整える際にとっても便利な鏡が備え付けられているところもありがたく、うれしかったポイントです。

ランバンのアメニティポーチ

ランバンのアメニティポーチ

写真右端のつまみを引っ張ると鏡が出てきます

写真右端のつまみを引っ張ると鏡が出てきます

ちなみに、羽田、成田便ともに機内Wi-Fiを利用可能。LINEのやり取りや簡単なパソコン作業くらいならストレスなく行うことができました!

ターキッシュ エアラインズの機内食は、トルコの伝統的な煮込み料理やグリル料理など、豊富な選択肢から選ぶことができます。そして、ビジネスクラス以上には“フライングシェフ”と呼ばれる本物のシェフが搭乗している便もあるんです!

今回私たちが搭乗した羽田発便と成田着便では、それぞれ異なるスタイルで機内食が出てきましたので順にご紹介いたします。

羽田便でオーダーを聞きに来てくれたシェフ

羽田便でオーダーを聞きに来てくれたシェフ

ウェルカムドリンクは羽田、成田便共通でした

ウェルカムドリンクは羽田、成田便共通でした

■前菜

羽田便では日本食も選ぶことができたので、メニューからそれぞれ違うものをチョイスしてみました! 同行者とシェアしていろいろな味を試してみるのも楽しいかもしれません。ディナータイムだったので、キャンドルライトまで用意されていました! こういった、ちょっとした演出にも気分が上がります~♪

羽田便の前菜1

羽田便の前菜1

羽田便の前菜2

羽田便の前菜2

■メイン料理

羽田便のメイン料理がこちらです。洋食は2種類から選べ、日本食の方はお味噌汁も付いています。機内食というと、どちらかというと味付けは濃い目のイメージがありますが、意外とあっさりしていました。

羽田便のメイン料理(ビーフリブ)

羽田便のメイン料理(ビーフリブ)

羽田便のメイン料理(日本食・魚のグリル)

羽田便のメイン料理(日本食・魚のグリル)

■前菜

一方の成田便では、一口サイズの前菜盛り合わせの後に、ワゴンからさらに好きな前菜をチョイスできます! 羽田便と成田便の機内食で、大きく異なるポイントでした。

成田便の前菜盛り合わせ

成田便の前菜盛り合わせ

目移りしてしまう種類の豊富さです~!

目移りしてしまう種類の豊富さです~!

■メイン料理

成田便のメイン料理は、3種類からチョイスすることができました。

成田便のメイン料理(ラムチョップ)

成田便のメイン料理(ラムチョップ)

成田便のメイン料理(白身魚)

成田便のメイン料理(白身魚)

■デザート

羽田便、成田便ともに、デザートの選択肢がアイスクリームからケーキまで豊富に揃っていました! 普段あまり甘いものを好んで食べない私も、どれにしようかな~♪と、選ぶ時間はとっても楽しい(笑)。

羽田便はメニュー内から好きなものを選び、成田便はワゴンから好きなものを選ぶスタイルでした。

羽田便ではオーダーが誤って通ってしまい、計3品に(笑)

羽田便ではオーダーが誤って通ってしまい、計3品に(笑)

トルコアイスと、フルーツやチーズのプレート

トルコアイスと、フルーツやチーズのプレート

機内食は、どちらの便も合計2回提供されます。羽田便では、洋食2種類と日本食から選べ、成田便ではスムージーやヨーグルト、卵料理、クレープなどから選べる朝食がサービスされます。

飲み物も充実しており、モクテルや「リラックス」「デトックス」とテーマが書かれたハーブティー、ターキッシュコーヒーやノンカフェインコーヒーまで揃っています。国際色豊かな客層に対応しているからこそ、この豊富なラインナップなのかなと感じました。

ちなみに、イスタンブール空港のビジネスクラスラウンジもとても快適に過ごせる空間です。プリンターも完備のビジネスセンター、鍵付きのロッカー、マッサージ師さんがいたり、コールドミールからホットミールまでお食事もとっても充実しており、味も◎。現地予約で無料で利用できるシャワーブースや仮眠室もあるので、長時間のトランジットも苦になりません。

詳しくはこちらのレポートにも載っていますので、ご興味がある方は、ぜひご覧ください。

姫野 夕佳

トラベルコンサルタント 姫野 夕佳

ターキッシュ エアラインズのビジネスクラスを、羽田発・成田着便で比較してみましたが、いかがでしたか?

長時間フライトが必須となるヨーロッパ方面などへ向かわれる際には、特に快適さを実感することができるビジネスクラス。もちろんエコノミークラスと比べると価格差はございますが、その価値は十分にあると実感します。

ティースタイルではお客様一組一組のご希望を伺いながら、オーダーメイドの旅プランと併せてベストなフライトもご提案いたしますので、ぜひご相談ください。


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