ロンドン視察ブログ
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【ホテルレポート】ザ バークレー(イギリス・ロンドン/2025年1~2月視察⑤)

イギリスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。今回の視察ではロンドンのほかにも、コーンウォールやデヴォン、コッツウォルズなどの地方も訪れてまいりましたので、まだまだ広く知られていないイギリスの魅力をたくさんお伝えしてまいります!

前回に引き続きロンドンより、300年もの歴史を誇る老舗の5つ星ラグジュアリーホテル「ザ バークレー The Barkeley」をご紹介いたします。

ザ バークレー(Photo by The Barkeley)

ザ バークレー(Photo by The Barkeley)

こちらのホテル、実は300年前はコーヒーショップだったそうです。人気のコーヒーショップはいずれレストランとなり、レストランはやがてホテルへと形を変えていきました。アメリカンならぬロンドンドリームのような、素敵なお話ですよね。

立地はハイドパークの目の前で、バッキンガム宮殿まで徒歩で行くことができます。老舗デパートのハロッズも徒歩約10分圏内と、観光にもお買い物にもたいへん便利です。ハイソでおしゃれな地元の方が利用する小さなお店や昔ながらのパブが立ち並び、ロンドンらしい街並みを楽しんでいただくことができます。

ホテルのインテリアはモダンさもありつつ、デザイナーさんのこだわりが随所に垣間見えます。写真にはないのですが、エントランスにはスノーフォールの電飾が施されていて、イルミネーションが出迎えてくれます。冬のみのイルミネーションで、パリにあるポンピドゥセンターのデザイナーでもあるリチャード・ロジャース氏が手がけたものだそうです。

スタイリッシュなエントランス

スタイリッシュなエントランス

高級感が漂います

高級感が漂います

まずは、ホテルの施設を一部ご紹介させていただきますね。

今回の視察を担当してくださった日本人スタッフ、梢さんのおすすめが「ザ バークレー バー&テラス(The Berkeley Bar & Terrace)」です。こちらのバーは比較的明るい雰囲気で、女性同士でも利用しやすいようにとデザインされたフェミニンな半個室もあります。軽食もいただくことができます。私はお野菜たっぷりのポキを注文しました。

こちらが半個室スペース

こちらが半個室スペース

ポキは、お野菜たっぷりでうれしい!

ポキは、お野菜たっぷりでうれしい!

イギリスでは、ホテルのバーなどを待ち合わせ場所に使うことも多いそうです。素敵なひとときになりそうですね。

ザ バークレー バー&テラス

ザ バークレー バー&テラス

明るく、入りやすい雰囲気

明るく、入りやすい雰囲気

続いて、こちらが「ラ モーム ロンドン(La Môme London)」というレストランです。

ラ モーム ロンドンは2025年2月にオープンしたばかりです。店内はかしこまりすぎず、まるで自分の家に帰ってきたような気分で、料理をいただくことのできる、イタリアンビストロがコンセプトだそうです。

ラ モーム ロンドンは2025年2月にオープンしたばかりです。店内はかしこまりすぎず、まるで自分の家に帰ってきたような気分で、料理をいただくことのできる、イタリアンビストロがコンセプトだそうです。

「セドリック グロレ(Cedric Grolet)」のパティスリーもホテル内に入っており、うっとりするようなスイーツ達をいただきながらのカフェタイムをお楽しみいただけます♪ レセプションのすぐ近くにお店があるので、前を通るたびにバターの甘い香りに誘惑されました。

セドリック グロレ

セドリック グロレ

芸術的美しさのクロワッサン

芸術的美しさのクロワッサン

姉妹ホテルの「ザ エモリー」がすぐ隣にあり、ザ バークレー宿泊者の朝食会場も、ザ エモリー内のレストランとなります。ザ バークレー裏側の出入り口からすぐに向かうことができますよ。

姉妹ホテルの「ザ エモリー」

姉妹ホテルの「ザ エモリー」

ザ エモリー内のレストラン

ザ エモリー内のレストラン

朝食はアラカルトで、好きなものを食べたい分だけ頼むことができます! 私はエッグベネディクトとアサイーボウルを注文しました。卵の黄身はトロトロで、マヨネーズソースも濃厚。たいへん美味しゅうございました。

お好きなメニューをチョイス

お好きなメニューをチョイス

濃厚ソースのエッグベネディクト

濃厚ソースのエッグベネディクト

このホテルには、21タイプのお部屋が用意されています。泊まらせていただいたお部屋を含め、3つのタイプのお部屋をご紹介してまいりますね。

「コートヤードバルコニールーム」には広々としたキングベッドが1台。ベッドのシーツが吸い付くような手触りで、とても心地よかったです。大きなバスタブのある洗面ルームと寝室の間には扉があり、プライバシーが確保できます。

バスタブのほか、スタンドタイプとハンディタイプ、2種類のシャワーが付いています。アメニティは、シャワージェル、シャンプー、コンディショナーはオリジナルブランドのもので、とっても良い香りでした。歯ブラシも用意されています。

そして何より嬉しいのが、ヒートラックがあるのです! タオルもガウンも、あたたかいホカホカの状態で使えますね。洗面ルームの大きな鏡の縁についているライトがとても明るいので、身支度をする時の気持ちまで明るくなりますよ♪

ベッドルーム

ベッドルーム

大きなバスタブ

大きなバスタブ

シャワースペースと明るいミラー

シャワースペースと明るいミラー

クローゼットの横にはミニバーコーナーが。ソフトドリンクは無料で、1番上の棚のアルコールやスナック菓子は有料となります。ドライヤーやスリッパ類はミニバーの下の引き出しに用意されていました。

大きなクローゼット

大きなクローゼット

ミニバー

ミニバー

テレビの下にある冷蔵庫

テレビの下にある冷蔵庫

テレビ横のデスクには、コンセント差し込み口やUSBC端子の差し込みソケットがあります(マルチタイプではございません)。ベッドの横にはスマホチャージャーまでありました! パッドの上にスマホを置けば充電できます。

デスク

デスク

スマホチャージャー

スマホチャージャー

「デラックスジュニアスイート」には広々としたリビングがあります。お部屋の窓からは、セント ポール教会が見えました!

リビングとベッドルーム

リビングとベッドルーム

洗面ルーム

洗面ルーム

バスタブ

バスタブ

今回私が宿泊させていただいたお部屋「グランドテラススイート」です。広さをお伝えしたいので、動画でお届けしますね! 3部屋しかないスペシャルなスイートルームで、まるでマンションの一室のように広々とした空間です。こちらのお部屋のトイレにはウォシュレットがついています!


朝食会場として先ほど少しお伝えしました姉妹ホテル「ザ エモリー」について、最後にちらっとだけご紹介させていただきます。

ザ エモリーはプライベートなサービスやご滞在を求める方におすすめの5つ星デラックスホテルで、ゲストのプライバシーを大切にするためにエントランスはあえて狭く、分かりにくい造りとなっています。プライベート感を大切にしているためロビーにレセプションはなく、チェックインやコンシェルジュへの依頼等はカウンターにいるスタッフが対応してくれます。

空港往復送迎は無料、朝食、バトラー、お部屋のミニバー、スパアクセスはお部屋料金に含まれており、より複合的なサービスを体験することができます。お部屋はシンプルなデザインで木材が多く使われており、あたたかみがあります。気になる方は是非お問い合わせくださいね。

すぐお隣の「ザ エモリー」へ

すぐお隣の「ザ エモリー」へ

チェックインはこちらのカウンターで

チェックインはこちらのカウンターで

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

ザ バークレーは、ホテル周辺の雰囲気もすごく落ち着いていますし、お部屋も広々、ベッドの寝心地も最高なので、ホテルステイ自体をゆっくりと楽しみたくなります。

ホテルでゆっくりくつろぎたい方、静かなエリアで過ごしたい方、ファッショナブルなホテルがお好きな方にぜひおすすめしたいホテルです。カップルはもちろん、お友達同士でのご滞在にもご満足いただけると思います!

ロンドンを含むイギリスへのご旅行は、ティースタイルにお任せください!


トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介