

London REPORTロンドン 視察ブログ
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ストランド パレス(イギリス・ロンドン)
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キンプトン フィッツロイ ロンドン(イギリス・ロンドン)
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コモ メトロポリタン ロンドン(イギリス・ロンドン)
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コモ ザ ハルキン(イギリス・ロンドン)
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ザ サボイ(イギリス・ロンドン)
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クラリッジズ(イギリス・ロンドン)
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グレート スコットランド ヤード ホテル(イギリス・ロンドン)
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ブルガリ ホテル ロンドン(イギリス・ロンドン)
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45 パーク レーン(イギリス・ロンドン)
【視察レポート】見どころ満載! 歴史とモダンが融合するロンドン街歩き2日間(イギリス/2025年1~2月視察①)
イギリスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。今回の視察ではロンドンのほかにも、コーンウォールやデヴォン、コッツウォルズなどの地方も訪れてまいりましたので、ガイドブックだけでは見つけられない、本当に心惹かれるイギリスの地方の魅力を、リアルな体験を通じてご紹介していきますね。
今回は、歴史とモダンが融合するロンドンの街歩きレポートをお送りします。バッキンガム宮殿やビクトリア&アルバート博物館、ビッグ ベン(車窓から)などの定番観光地も軽く巡りつつ、ローカルカルチャーが息づく裏通りや話題のトレンドエリアにフォーカスしました。
見どころ満載のロンドンは、短い宿泊数では周り切れない可能性も大。行きたいポイントを絞りつつ、公共交通機関や「キャブ(タクシー)」をうまく活用して効率よく散策したいですね。ただ、歩くからこそ出会える景色もたくさん! 難しいところです。笑

バンクシーのアートを発見!
今回、私は2日に分けてさまざまなエリアを訪れましたので、所要時間や距離感をなんとなくイメージできるように1日ごとに順を追ってご紹介したいと思います。少しハードスケジュールになってしまった部分もございますので、余裕をもって旅程を組めそうな方は1日に詰め込まず、滞在日数を増やしてゆっくりと楽しんでくださいね!
また、イギリスのブリストル出身で、ロンドンでも多岐にわたる活動を展開している正体不明の社会派アーティスト「バンクシー」の作品も実際にいくつか見てきました。バンクシーのアートを探すロンドン街歩きは、アート好きの方におすすめしたいです。
観光マップには載っていない“歩けば出会えるリアルなロンドンの魅力”を体感してまいりましたので、どうぞご覧ください!
◆ロンドン 1日目
宿泊先が人気スポットのひとつ「コヴェント ガーデン」から徒歩圏内でしたので、コヴェント ガーデンを通り抜けて目的地に向かいます。

コヴェント ガーデンは、たくさんのショップやレストラン、ホテルなどが立ち並ぶエリア。お時間に余裕のある方は、ぶらぶら散策するだけでも楽しいですよ!
*美しいガーデニングを堪能
コヴェント ガーデンを通り抜け、「ビクトリア エンバンクメント ガーデンズ」へ立ち寄りました。

ロンドンはやはりガーデニングが素晴らしいです! カフェでパンやコーヒーをゲットして、美しいガーデンを眺めながら公園でのんびり過ごすというのも通な滞在です。ベンチもたくさんありますよ。
*アート トンネル(グラフィティ トンネル)へ
ビクトリア エンバンクメント ガーデンズからウォータールー橋を渡り、「アート トンネル(グラフィティ トンネル)」に向かいます。「リーク ストリート トンネル」とも呼ばれるそれは、サウスバンクのリーク ストリートにある、ユーロスターで以前使われていたウォータールー駅の下にあるトンネルです。
かつては薄汚く人気のない場所でしたが、バンクシーが2008年に主催した伝説的なアートイベント「Cans Festival」をきっかけに、一気におしゃれなアートスポットとして生まれ変わりました。今も世界中のストリートアーティストが作品を描き続ける、生きたギャラリーです。ロンドン観光でストリートアートを楽しむなら、ぜひ訪れたい場所です。

ウォータールー橋からの眺め

リーク ストリート トンネル
*バッキンガム宮殿 衛兵交代式
この日は土曜日、「バッキンガム宮殿」で衛兵交代式が行われる予定だったため、大急ぎでバスに乗って移動。ウェストミンスター橋を渡る途中、「ビッグ ベン」が見えます。11時スタートの衛兵交代式に10分ほど遅れて到着したら、もうすでにたいへんな人だかりでした。
衛兵交代式をしっかり見学されたい方は、事前に開催曜日、開始時刻などお調べいただき、早めに到着されることをおすすめいたします。立ち止まっていると怒られるので、歩きながら写真を撮りました。

車窓からビッグ ベンをパシャリ★

大混雑です

歩きながら見物&写真撮影
*ウェストミンスター寺院を訪問
バッキンガム宮殿の近くにある「ウェストミンスター寺院」も、混雑する前の朝早い時間帯に訪れたいスポットです。ウェストミンスター寺院は、イギリスの歴代王が戴冠式を行う歴史的な教会で、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式もここで行われました。
ロンドンの“政治と歴史の中心地”ウェストミンスター エリアを後にして、再びバスに乗ります。昼間にバスに乗るとロンドンの街並みがしっかり見られて、観光バスに乗っている感覚です。ロンドンのバスは2階建てが基本。2階の一番前の席が空いていたので、すぐに移動しちゃいました! ナイツブリッジのエリアは、赤レンガの街並みがとても美しかったです。ナイツブリッジには、高級百貨店の「ハロッズ」などがございます。

荘厳なウェストミンスター寺院

バスの2階最前列席からの眺め
*ヴィクトリア&アルバート博物館
「ヴィクトリア&アルバート博物館」は、ロンドンを代表する人気観光スポットのひとつです。世界最大級の装飾芸術とデザインの博物館として知られ、ファッション、家具、陶磁器、ジュエリー、写真など多彩なコレクションを展示しています。入場無料(一部特別展を除く)というのも旅行者には嬉しいポイント!
美しいビクトリア朝の建築と現代的な展示空間が融合し、アート、デザイン好きな方はもちろん、初めてのロンドン旅行でもぜひ訪れていただきたいおすすめの博物館です。しっかり見学される場合は2~3時間必要かもしれませんが、見るものを絞ってということであれば、サクッと1時間ほどで回れるかと思います。
人気のミュージカル、『ウィキッド』や『ライオン キング』など、お好きな方には見覚えがあるであろう数々のコスチュームも展示されていました! 特別展として、生ける伝説であるスーパーモデル、ナオミ キャンベルを多角的に見せる『ナオミ:イン・ファッション』展も開催されていましたよ。

見覚えのあるコスチュームがたくさん

『ナオミ:イン・ファッション』展
また、ヴィクトリア&アルバート博物館の中には、美しくてゴージャスなカフェテリアがあります。大人気なので少々並びますが、ウィリアム モリスらによる装飾、美しいステンドグラスなどは必見です。
ヴィクトリア&アルバート博物館の近くある「ロンドン自然史博物館」も人気スポットで、ご家族連れにおすすめです。

一見の価値あり!の美しい内装
*ノッティング ヒルを散策
パディントン駅からバスなどで約10分の距離に位置する、ノッティング ヒルも散策してみました♪ ノッティング ヒルは、カラフルな街並みとアンティークな雰囲気が魅力のおしゃれな街です。映画『ノッティングヒルの恋人』の舞台として有名ですね。土曜日ということもあってか、多くの人で賑わっていました。
多国籍なお料理がたくさんの屋台で販売されており、食べ歩きも可能です。行列ができていたのでついつい立ち寄ってしまったチョコレートドリンクのお店「KNOOPS」は、カカオのパーセンテージを自分の好みで選び、さらにミルクの種類も選ぶことができます。ハーブなどのトッピングも種類豊富で、新感覚のチョコレートドリンクを楽しむことができます。私はオーツミルク割り&ラベンダーのトッピングをチョイスしました。

カラフルな街並み

たくさんの屋台が並びます

新感覚のチョコレートドリンク
*老舗デパート「リバティ」
メイフェアはロンドン随一の格式あるエリアで、高級ホテルの「クラリッジズ」や老舗デパート「リバティ」があります。
名高い高級デパート「ハロッズ」は“豪華な宮殿”のようで、ラグジュアリーブランドが揃い、ギフト選びにも最適で、ロンドン観光の中でも人気スポットである一方、リバティは、“英国のアトリエ”のようなクラシックかつ洗練された空間で、人気のリバティプリントやデザイン雑貨が魅力的です。デザイン好き、英国カルチャー愛好家、おしゃれ感度高めの方にたいへんおすすめです!

老舗デパートのリバティ。歴史を感じるチューダー様式の建物

リバティの内装、ディスプレイも美しい!
*グルメスポットの「メルカート メイフェア」
次に向かったのは、同じくメイフェアのエリアにある「メルカート メイフェア」。どんなところかと申しますと…、ステンドグラスのある古い教会を改装したおしゃれなフードマーケットなのです。
ロンドン観光で美味しい食を楽しみたいなら訪れる価値ありの、活気のあるユニークな場所! 新鮮な食材店や多国籍なレストランが集まっています。和食、イタリアン、フレンチなど、気になるお店はぜひハシゴしてみてくださいね。2階にもレストランがあり、1階よりは落ち着いた雰囲気だったのでおすすめです。

メルカート メイフェア。教会の雰囲気はそのままに!

2階からの眺め。ステンドグラスが美しい
私はポルトガル料理のお店を選びました。エビのアヒージョとイカ墨のパエリアをいただいたのですが、海鮮の風味とガーリックがきいていて絶品でした!!!

店内も雰囲気があります

絶品パエリア!
◆ロンドン 2日目
あっという間に2日目になりました。午前中はバンクシーのアートを探し求めて出発!
*バンクシーのアート巡り
バービカン駅から徒歩約4分、人気観光地である「セントポール大聖堂」から徒歩約15分ほどの場所にある「バービガン センター」すぐ裏のゴールデン レーンという通りにひょっこりあるのが、バンクシーによる、アメリカの画家 ジャン=ミシェル バスキアへのオマージュ作品です。2017年、バービカン アート ギャラリーにて開催されたバスキアの回顧展開幕前に突如現れた作品で、すぐ近くにももう1点、バスキアへのオマージュ作品があります。見逃してしまいやすいので、しっかり探してみてくださいね。
バスキア オマージュ作品の場所から徒歩約3分、こちらは「Montcalm Brewery Townhouse」というホテルを通り過ぎたすぐのところにひょっこり現れるのが、有名なネズミの作品です。結構下の方にあるので目線は斜め下で!

アメリカの画家バスキアへのオマージュ作品

もうひとつあるバスキアへのオマージュ作品

バンクシーのネズミに、「ロボ」が上書きをしたとされる合作アート
*バラ マーケットでひと休み
バンクシーのアートを探した後はホッと一息。こちらは「バラ マーケット」というロンドン最古の歴史あるグルメマーケットで、地元食材から世界の味まで楽しめる“食の宝庫”です。目移りする程お店があり、食べ歩きをするもよし、レストランやカフェに入ってゆっくりいただくのも良し(かなり人がいるので、盗難などにはご注意くださいね)。
私は知人に聞いて気になっていたリゾット屋さん「Wild Mushroom Risotto」を選びました。目の前で出来立てをサーブしてくれます! 大行列ですが、回転も速いです。注文は流れるように取られるので、金額などはしっかり確認してくださいね。

大賑わいのバラ マーケット

Wild Mushroom Risotto
キノコ盛りだくさん、チーズも濃厚で、1人前で十分おなか一杯になる量です。辛いものが好きな方には、チリをかけることおすすめします! 座って食べる場所はないので、まさしく立ち食いになってしまいます。1分ほど歩いたところにはちょっとしたスペースがありました。

出来立てをいただきます!

ボリュームたっぷり

皆さん、立ち食い中
*ミュージカル観劇
コヴェント ガーデンは、ミュージカル劇場がいくつも立ち並ぶエリアでもあります。ロンドン滞在中にぜひご体験いただきたいことのひとつが、ミュージカル観劇です。事前予約も可能ですし、何泊かご滞在予定で、特に観劇する演目を選ばれなければ、直前にタイミングのいいものをふらっと購入することもできます。私は、映画版が大好きな『マンマ ミーア!』を選びました!
上演されるのがコンパクトな劇場だったので、臨場感あふれる観劇体験となりました。観劇中の写真撮影はNGですが、終演後のスタンディング オベーションのタイミングでパシャリ。映画版でも有名なシーンの歌を歌ってくれて、まるでライブのような盛り上がりでした!

大好きな『マンマ ミーア!』を観劇

終演後はスタンディング オベーション!

トラベルコンサルタント 藤原 彩
「ロンドンは食事がいまいち…」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実際に訪れてみると、その印象はきっと変わります。多国籍な料理が楽しめる上に、レストランのクオリティも年々向上し、グルメ都市としての魅力が高まっています。
徒歩はもちろん、地下鉄やバスでの移動中にも街の魅力を感じられるのがロンドン観光の醍醐味。さらに、ミュージアムやギャラリーなどの屋内施設も充実しているため、雨の日でも快適に楽しめるというのも大きな魅力です。
どんな天候でも、どんな瞬間でも楽しめる街、ロンドン。ご興味のある方は、ぜひティースタイルへお問い合わせください!
トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介