ロンドン視察ブログ
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【ホテルレポート】クラリッジズ(イギリス・ロンドン/2025年1~2月視察⑥)

イギリスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。今回の視察ではロンドンのほかにも、コーンウォールやデヴォン、コッツウォルズなどの地方も訪れてまいりましたので、ガイドブックだけでは見つけられない、本当に心惹かれるイギリスの地方の魅力を、リアルな体験を通じてお伝えしていきますね。

今回は、前回にご紹介しました「ザ バークレー」と同じホテルグループである、ロンドンの5つ星ホテル「クラリッジズ Claridge's」をご紹介いたします。

ユニオンジャックがはためくエントランス

ユニオンジャックがはためくエントランス

1856年、レンガ造りの街並みが印象的なメイフェア地区に開業したクラリッジズ。1860年にヴィクトリア女王とアルバート王子が訪問して以来、イギリス王室御用達のホテルとして“もう一つのバッキンガム宮殿”とも呼ばれています。

2024年、天皇皇后両陛下がイギリスを訪問された際に宿泊したのもクラリッジスなんです! 各国のロイヤルファミリーや政治家、映画俳優、ファッションデザイナーなど著名人からも愛され続ける、歴史と格式に彩られた超一流ホテルです。

視察させていただいて感じたのが、内装のメンテナンスが隅々まで行き届いていること! 歴史が感じられるクラシカルな部分と、新しいモダンなテイストを取り入れて刺激的な部分が融合し、とても魅力的です。ちょっとした細部のデザインにもこだわっていることが素人の私でも感じられたため、担当の営業の方に確認してみたところ、滞在されるお客さまにもデザイナーの方が多く、以前のオーナーは建築家の安藤忠雄氏と交友関係にあったとのことです。

細部にいたるまで丁寧に見ていきたくなるような素敵なホテルですので、ホテル選びにこだわりをお持ちの方、デザインやアートに興味のある方にもご満足いただけるホテルかと思います。

豪華なシャンデリアと心躍るアールデコ調の内装

豪華なシャンデリアと心躍るアールデコ調の内装

メインエントランス。鏡は1920年代のもの

メインエントランス。鏡は1920年代のもの

今回は、施設の一部とお部屋をご紹介してまいります! 自信をもっておすすめできるホテルのひとつなので、最後までご覧いただけたら嬉しいです!

「ホワイエ&リーディングルーム(The Foyer & Reading Room)」は、朝食、ランチ、ディナー、アフタヌーンティーを提供しています。特にアフタヌーンティーは地元の方も多く利用されており、3ヶ月前から予約がいっぱいになるほど大人気なんです。クリスマス前後の予約は争奪戦になるほどだそう。

「クラリッジズレストラン(Claridge's Restaurant)」は、地元産の季節の食材を使ったお料理が特徴のメインダイニング。朝食、ランチ、ディナーを提供しています。

ホワイエ&リーディングルーム

ホワイエ&リーディングルーム

クラリッジズレストラン

クラリッジズレストラン

「フモア(The Fumoir)」は、アールデコな内装、雰囲気がとっても素敵なバー。フードメニューも豊富です。ディナーの前後で利用するもよし、お食事で利用するもよし、観光中の休憩タイムで利用するもよし★

フモア

フモア

フモア。雰囲気抜群!

フモア。雰囲気抜群!

このほかにも、雰囲気の違うバーやレストランもございますので、ぜひ事前に予約をしてご利用ください。ご宿泊されていない方でもご利用可能です。

続いて、お部屋のご紹介です。ほとんどのお部屋にバスタブが付いており、なんとウォシュレット付きトイレのお部屋もあります。お部屋の設備についてこだわりのある方は、事前にご確認くださいね。また、お部屋の冷蔵庫にあるソフトドリンクとお水が無料となっているのも嬉しいサービスです。

私は視察の際、細部までこだわり抜かれたデザインにとても感動したのを覚えています。レストランやバーの雰囲気とはガラッと異なり、アールデコ調のモダンクラッシックなデザインがベースとなったお部屋の内装は、ゲストがリラックスしてくつろげるように演出されています。温かみのあるカラートーン、どことなく和テイストが取り入れられていたり、家具や調度品は良いものを長く使う文化なので、改装前に使用していた家具類を修理して再度取り入れたりと、ホテルの長い歴史がそのまま息づいています。

廊下もアーティスティック!

廊下もアーティスティック!

細部まで美しい螺旋階段

細部まで美しい螺旋階段

今回はスタンダードタイプの「スーペリアルーム」と、人気の高い「クラリッジズルーム」をご紹介いたします! お部屋の中は、各カテゴリーに共通するデザインの要素が取り入れられているので、ぜひ見つけてみてくださいね。

まずは、スーペリアルームから。広さは35㎡と広々としており、最大2名までご宿泊可能です。

優しい色合いのベッドルーム

優しい色合いのベッドルーム

冷蔵庫。ソフトドリンクは無料♪

冷蔵庫。ソフトドリンクは無料♪

コンセントはBFタイプの変換プラグをご用意ください

コンセントはBFタイプの変換プラグをご用意ください

クローゼットを開けると…

クローゼットを開けると…

ヨガマット、アイロンまで揃っています!

ヨガマット、アイロンまで揃っています!

クローゼットの中のミニバー

クローゼットの中のミニバー

大理石のバスルームは、大きなバスタブ、ダブルシンクと使いやすく、タオルを温めるタオルウォーマーもついています。

バスタブで旅の疲れを癒してください

バスタブで旅の疲れを癒してください

鏡にライトが設置されているうれしい設計

鏡にライトが設置されているうれしい設計

お次は、クラリッジズルームです。私が視察したお部屋は、バルコニーなしでしたが、バルコニー付きのお部屋もございます。広さは50㎡と、さらに広々♪ 最大3名までご宿泊可能です。

こちらのお部屋は、入口のドアを開けると、さらにもうひとつ扉があって、その奥にお部屋があるという造り。お部屋の外からの音がグッと静かになるので、よりプライベート感があります。

廊下から扉を開けると、さらに扉が!

廊下から扉を開けると、さらに扉が!

2つの扉を経てお部屋の中に入ります

2つの扉を経てお部屋の中に入ります

広々としたベッドルーム

広々としたベッドルーム

大きなデスクと、鏡付きの化粧台も備わっています。化粧台は女性にはうれしいですね!

デスクと化粧台

デスクと化粧台

贅沢なバスルーム

贅沢なバスルーム

お部屋によって色味が少しずつ異なります

お部屋によって色味が少しずつ異なります

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

一部のご紹介とはなりましたが、「クラリッジズ」はいかがでしたか? 知れば知るほど格式高く、ロイヤルな気分でご滞在いただけるホテルです。人気のアフタヌーンティーは現地の方にも大好評で、自信をもっておすすめいたします。宿泊ゲスト以外でもご予約は可能ですので、記念日のお祝いや女子旅、親子旅などで、ぜひ訪れてみてください。

イギリスを含むご旅行を検討中の方は、ぜひティースタイルにお任せください!


トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介