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【視察レポート】旧市街もビーチも! 地中海に浮かぶサルデーニャ島の見どころへご案内(イタリア/2023年10月視察④)

こんにちは! トラベルコンサルタントの姫野です。2023年10月上旬、コンサルタントの廣永とともにイタリア視察へ行ってまいりました。今回のメインは弊社としても初視察となるイタリアのリゾート地「サルデーニャ島(Sardegna)」です。『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部の舞台となったことで、名前だけはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本ではまだまだ知られていない穴場の高級リゾート地です。

島内最大の南の玄関口「カリアリ」の街を歩き、色鮮やかなブルーの海に浮かぶ島の中でも最も美しいと言われる「ラ・マッダレーナ諸島」を巡るボートツアーに参加、さらに、ヨーロッパの人を中心に夏のバカンスを過ごす高級リゾート地として人気の「コスタスメラルダ(エメラルド海岸)」のビーチを巡ってきました。ファミリーでも女子旅でも楽しんでいただける、サルデーニャ島の現地レポートをお伝えします!

サルデーニャ島。ラ・マッダレーナ諸島の色鮮やかなブルーの海

サルデーニャ島。ラ・マッダレーナ諸島の色鮮やかなブルーの海

サルデーニャ島は、地中海の中でシチリア島に続き2番目に大きな島で、カリアリ エルマス空港、オルビア空港、アルゲーロ空港と3つの国際空港があります。日本からの直行便はありませんので、基本的なルートとしては、一度イタリアに入って、イタリア国内(主に主要都市のミラノやローマ)から国内線に乗って約1時間半弱で到着します。今回私達は、カタール航空を利用して、東京→ドーハ→ローマと移動したあと、ITAエアウェイズを利用してカリアリ エルマス空港からサルデーニャ島に入りました。

そして、カリアリからオルビアまで列車で北上しました。カリアリ駅からオルビア駅までは、旧イタリア国鉄トレニタリアの鈍行列車に乗って約4時間で行くことができます(2023年10月時点)。オルビア駅周辺のホテルに宿泊し、パラウ港発着のラ マッダレーナ諸島を巡るボートツアーに参加し、コスタスメラルダへアクセスしました。オルビア駅周辺から北に向かってパラウまでは車で約1時間、コスタスメラルダまでは約40分の道のりです。

サルデーニャ島のマップ。最初にカリアリに入り、そこから北上しオルビアへ

サルデーニャ島のマップ。最初にカリアリに入り、そこから北上しオルビアへ

黄色の線を引いているオリビアからパラウ(Palau)へ行きボートツアーに参加。右側の丸で囲った辺りがビーチ巡りをしたコスタスメラルダです

黄色の線を引いているオリビアからパラウ(Palau)へ行きボートツアーに参加。右側の丸で囲った辺りがビーチ巡りをしたコスタスメラルダです

カリアリ駅ホーム

カリアリ駅ホーム

オルビアのプロムナード(遊歩道)

オルビアのプロムナード(遊歩道)

視察初日はカリアリ エルマス空港に到着後、タクシーで市内へ移動(空港タクシーは一律20ユーロ / 2023年10月時点)。カリアリ駅周辺のホテルに宿泊し、翌日の朝から街歩きへ! 少しレトロな雰囲気も漂うヨーロッパらしい街並みの中に、緑もたくさん、地元の人達もにこやかで、徒歩でも主要観光スポットを巡れるくらいの規模感が魅力でした。

カリアリ駅の外観

カリアリ駅の外観

テラス席が素敵なカフェ

テラス席が素敵なカフェ

街中の広場。大きな木が木陰になって地元の方の憩いの場になっている様子

街中の広場。大きな木が木陰になって地元の方の憩いの場になっている様子

それでは、私達が街歩きの途中で出会ったお店も含めて、「カリアリ」の主な観光スポットをご紹介します!

カリアリの街を一望できる展望スポット「テラッツァ ウンベルト(Terrazza Umberto I)」です。上に登ると、テラコッタ色の屋根が並ぶ先に、青い海が広がる壮大な景色を楽しめます。

テラッツァ ウンベルト

テラッツァ ウンベルト

上に登って、中央部分の窓を裏側から見た景色

上に登って、中央部分の窓を裏側から見た景色

当日は快晴ということもあって遠くの方まで青い海が広がっていました

当日は快晴ということもあって遠くの方まで青い海が広がっていました

城塞の一部として残っている「エレファンテの塔(Torre dell'Elefante)」が、旧市街のカステッロ地区の入り口となっています。白石灰岩でできた塔を見上げると、ちょこんと見えるかわいらしいゾウが目印です。

エレファンテの塔

エレファンテの塔

ころんとしたフォルムがかわいらしいゾウ

ころんとしたフォルムがかわいらしいゾウ

旧市街の内側から見た景色。写真左にある建物がエレファンテの塔

旧市街の内側から見た景色。写真左にある建物がエレファンテの塔

エレファンテの塔から城塞内に入って、住宅街をぬけると現れる「サンタ・マリア大聖堂(Cattedrale di Santa Maria)」。ミラノの大聖堂などに比べて小さめですが、聖堂内は圧巻の装飾です。

サンタ・マリア大聖堂

サンタ・マリア大聖堂

とても華やかな大聖堂内部

とても華やかな大聖堂内部

じっくり見ていたら何時間でも居られそうなくらい細かな装飾

じっくり見ていたら何時間でも居られそうなくらい細かな装飾

エレファンテの塔から大聖堂に歩いて行く途中で見つけた食料品店「コーマス(Comus)」。生ハムやチーズ、ワイン、パスタやジャムにお菓子なども売っていて、お土産の調達にもおすすめ! 店員さんも優しくて、クラシックな雰囲気の店内もとってもおしゃれでした。

コーマス入り口

コーマス入り口

店内の様子

店内の様子

試食させてもらった生ハムはとってもジューシーでした…!

試食させてもらった生ハムはとってもジューシーでした…!

サルデーニャ島を訪れたら、絶対に訪れていただきたいのが「ラ・マッダレーナ諸島」。毎年夏にはその美しい海を求めて、たくさんの人たちでにぎわいます。ラ・マッダレーナ諸島へは、ヨットなどをチャーターして訪れることもできますが、さまざまなツアー会社が開催している混載ボートツアーに参加するのがおすすめ(通常5月から9月頃までのオンシーズン限定となりますのでご注意ください)。

私達が視察に行ったのは10月上旬でしたが、一部の会社が受け付けをしていたパラウ港発着のボートツアーに参加することができました。港に着いて、申し込んだツアー会社の船に乗って出発を待っていると、幸い夏のようなお天気に恵まれていたためか、続々と人が乗り込んできて、総勢30名以上の参加者がいたと思います。

パラウ港に停泊するたくさんのボート

パラウ港に停泊するたくさんのボート

今回私達が利用したツアー会社の船

今回私達が利用したツアー会社の船

ツアースタートからあっという間にきれいな海に囲まれてびっくり

ツアースタートからあっという間にきれいな海に囲まれてびっくり

英語、イタリア語、スペイン語、フランス語で、代わる代わる島の見どころや歴史について説明してくれるガイドさんのお話を聞きながら、スパルジ島、ブデッリ島、サンマリア島などをまわり、海水浴やシュノーケリング、お昼寝も日焼けもOKというように、思い思いの時間を過ごせて、最後はマッダレーナ島で街歩きの時間もありの大満足のツアーでした。

空も海も一面青の世界

空も海も一面青の世界

透明度の高さ! おわかりいただけますか?

透明度の高さ! おわかりいただけますか?

マッダレーナ島ではショッピングもできます

マッダレーナ島ではショッピングもできます

「コスタスメラルダ」はサルデーニャ島の北部に位置し、高級リゾートホテルやイタリア人サッカー選手の別荘、ハイブランドのショップが並ぶエリアがあったりと、世界中のセレブリティも好んで夏のバカンスを過ごす高級リゾート地です。今年の夏は、世界的大企業Amazonの会長が滞在したことでも話題になりました!

花崗岩で作られた、コスタスメラルダのフォトスポット

花崗岩で作られた、コスタスメラルダのフォトスポット

ステラ マリス教会からの景色

ステラ マリス教会からの景色

サルデーニャ島伝統のパスタ、フレーゴラ

サルデーニャ島伝統のパスタ、フレーゴラ

今回、私たちは3つのビーチを見てきましたので、その美しい景色を皆様にもお届けします! コスタスメラルダはビーチフロントのホテルは数少なく、今回ご紹介するビーチもすべて、レンタカーやホテルの車、シャトルバスなど、車でアクセスします。

「スピアッジャ デル グランデ ペヴェロ(Spiaggia del Grande Pevero)」には、レストランがあったり、比較的ワイドビーチでパラソルをレンタルできるスペースがあったりと、皆さんがイメージしやすい日本の海水浴場にも近い印象のビーチでした。

ハイシーズンは朝一番で来ないとパラソルも埋まってしまうそう

ハイシーズンは朝一番で来ないとパラソルも埋まってしまうそう

沖合いにはヨットも停まっていました

沖合いにはヨットも停まっていました

水面模様もとってもきれいでした

水面模様もとってもきれいでした

岩場を挟んで、左右2つに分かれているビーチ「スピアッジャ ディ カプリッチョリ(Spiaggia Di Capriccioli)」。コスタスメラルダのビーチの中でも、駐車場が広くてアクセスがしやすいとのことで、特に人気のビーチだそうです!

私達が入った側のビーチはちょっと狭い印象でした

私達が入った側のビーチはちょっと狭い印象でした

左右のビーチの間はごつごつした岩場になっています

左右のビーチの間はごつごつした岩場になっています

16時頃でしたがまだ日も高く、多くの人でにぎわっていました

16時頃でしたがまだ日も高く、多くの人でにぎわっていました

今回訪れたビーチの中で一番、車を降りてからビーチまでの道のりが険しかった「スピアッジャ デル プリンチペ(Spiaggia del Principe)」。片道約20分ほど、行きは坂を下り帰りは登りと、整備されきっていない小道を抜けて行くので、ビーチサンダルのほかに歩きやすい靴も持参することを強くおすすめいたします(笑)!

小道を降りて行く途中の景色。左奥にビーチが見えます!

小道を降りて行く途中の景色。左奥にビーチが見えます!

ホワイトサンドビーチ

ホワイトサンドビーチ

遠浅でお子さんも遊びやすそうでした

遠浅でお子さんも遊びやすそうでした

姫野 夕佳

トラベルコンサルタント 姫野 夕佳

以上、サルデーニャ島の視察レポートでした! 今回ご紹介した、カリアリのような大きな都市での街歩きも楽しんでいただけますが、サルデーニャ島最大の魅力は、やっぱり海の美しさです。ラ・マッダレーナ諸島の、ヨットやボートを使って海からアクセスしないと訪れることができないというところにも特別感を感じましたし、幸いお天気にも恵まれた視察となりましたので、どこのビーチを見ても、自然のプールと言われるのも納得の透明度の高さと、鮮やかな青色に驚きました。なお、コスタスメラルダのようなビーチエリアのホテルやレストランは、夏のオンシーズン以外はクローズしてしまいますので、ご注意ください。

そして、日本ではまだまだ知名度の低い場所へ旅をするという点でも、サルデーニャ島はとても魅力的! “ヨーロッパの主要観光都市は行きつくした”という方も“ラグジュアリーなハネムーン先を探しています”という方も、ぜひティースタイルへお問い合わせください♪


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