

SWITZERLAND REPORTスイス 視察ブログ
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【ホテルレポート】ホテル ベルヴェデーレ ロカルノ(スイス・ティチーノ地方[ロカルノ]/2025年9月視察②)
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【ホテルレポート】ホテル チェサ サリスと小さな村ベーヴァ (スイス・サンモリッツ近郊[ベーヴァ]/2023年9月視察⑫)
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【ホテルレポート】ヴァルトハウス シルス<後編> (スイス・サンモリッツ近郊[シルス]/2023年9月視察⑩)
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【ホテルレポート】ヴァルトハウス シルス<前編> (スイス・サンモリッツ近郊[シルス]/2023年9月視察⑨)
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ビクトリア ユングフラウ グランド ホテル&スパ(スイス・インターラーケン)
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ホテル ベルヴェデーレ グリンデルワルト(スイス・グリンデルワルト)
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グレース ラ マーニャ サンモリッツ(スイス・サンモリッツ)
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ビュルゲンシュトック ホテル&アルパイン スパ(スイス・ルツェルン)
【視察レポート】ロカルノ発・美しすぎる絶景スポット「ヴェルザスカ渓谷」へ日帰り旅(スイス・ティチーノ地方/2025年9月視察③)
2025年9月にスイス南部のティチーノ州の視察をしてまいりました、トラベルコンサルタントの角です。スイスといえば、ユングフラウヨッホやマッターホルンなどの雄大なアルプスの山が絶景スポットとして大人気ですが、まだ多くの人には知られていない絶景スポットがたくさんあります!
例えば、スイス南部の陽光あふれる街ロカルノから少し足をのばすだけで、知る人ぞ知る秘境「ヴェルザスカ渓谷(Valle Verzasca)」のエメラルドグリーンの渓谷美に出会えます。ヴェルザスカ渓谷は、スイスの中でも手つかずの自然と伝統的な石造りの文化が色濃く残る特別な場所で、スイス・ティチーノ観光局がイチオシする絶景スポットです。
今回は、ロカルノから公共交通機関(ポストバス)を駆使して、ヴェルザスカ渓谷へ日帰り旅を楽しんできましたので、その様子をご紹介いたします!
※下記内容は、2025年9月視察時点のものです。
エメラルドグリーンが美しすぎるヴェルザスカ渓谷
◆ロカルノからヴェルザスカ渓谷へ
*ヴェルザスカ渓谷とは?
ヴェルザスカ渓谷とは、スイス南部イタリア語圏のティチーノ州に位置する、全長約25kmの渓谷です。

最大の特徴は「ヴェルザスカ グリーン」と呼ばれる、透き通ったエメラルドグリーンの川の色。あまりの透明度の高さから、ダイビングの聖地としても有名だそうです。
*バスでヴェルザスカ渓谷の人気スポット「ラヴェルテッツォ」へ
ヴェルザスカ渓谷の人気スポット「ラヴェルテッツォ(Lavertezzo)」へは、ロカルノ駅前から黄色い車体が目印のポストバス(公共バス)B321番で約40分。しかし、ここでさっそく注意が必要です! ロカルノには2種類のバスが走っているのですが、主に郊外へ向かう路線のポストバスの乗り場は、見つけるのが難しく戸惑いました。
というのも、駅の出口正面から発着するバスの路線番号や乗り場の案内図を確認できるのは、ロカルノ市内やアスコーナなど、近距離を頻繁に結ぶ青と白の車体の「ファート(FART)」のバスのみで、ヴァルザスカ渓谷行きのポストバスB321番の乗り場はGoogleマップが頼り!でした(;^_^)
ポストバスは、駅舎から少し離れた屋根のない停留スペースにやってきます。停留スペースには、看板がポツンと立っていて“B321”と記載されています。
また、ロカルノ駅は始発駅で、10分前にはバスが到着しますが、すぐに観光客で満席になりますので、“早めのスタンバイ”が座席確保の鍵です! 実際、私がスタンバイした出発時刻30分前には、私の前に4~5人いましたが、その後ぞくぞくと人がやってきて、立ち乗りの人もいる状況で出発しました。
10:02発のこちらのバスで、ラヴェルテッツォへ向かいます!
黄色い車体が目印のポストバス
車内の様子(早いもの順の自由席)
※スイストラベルパス(スイスの主な列車・バス・湖船が乗り放題のパス)やティチーノ パス(宿泊ホテルでもらえるパス)があれば、ポストバスは無料で乗り放題です。
※上記でお伝えした通り、ロカルノ駅から郊外へ向かうポストバスなどの一部路線は、駅前発着の市内バス(ファート)とは乗り場が少し離れています。道路沿いのオープンスペース(屋根のない場所)に停車することが多いため、場所が分かりにくい場合は、周囲のスタッフや黄色いベストを着た係員にたずねるのが一番確実です。
*ラヴェルテッツォに到着!
ラヴェルテッツォは、二重アーチの石橋「ポンテ デイ サルティ(Ponte dei Salti)」の最寄りバス停です。今回は、ここから渓谷沿いのハイキングも楽しむ予定なので、まずはお手洗いを探します(;^ω^)。 公共トイレは、バス停から橋の方へ歩くと右手に小さなカフェがあり、その近くにありました。ここの公共トイレは、水洗で非常に清潔でしたので、ハイキング前に済ませておくのがおすすめです。
ラヴェルテッツォの復路側のバス停。みんな帰りの時刻表をチェックしてから出発!
バス停近くの小さなカフェ(右)と公共トイレ(左)
*ヴェルザスカ渓谷のシンボル「ポンテ デイ サルティ」へ
トイレを済ませた後は、さっそく川辺に向かいます(バス停からすぐ)。川が見えてくると、息をのむほどに美しい翡翠(ひすい)色の川と、石造りの二重橋「ポンテ デイ サルティ」との絵になる光景に、写真を撮る手が止まらなくなってしまいました!
澄みきった川の流れに心が洗われるようです
写真に夢中でなかなか進めません(笑)
この橋は、17世紀に建てられたヴェルザスカ渓谷のシンボルで、橋の上から次から次へと飛び込む若者や、岩場に座ってのんびりと日光浴を楽しみむ人々でにぎわっています。
ヴェルザスカ渓谷のシンボル・ポンテ デイ サルティ
■川の色がこんなにも美しい理由
ヴェルザスカ渓谷は、川底の岩が主に片麻岩や石英で構成されており、水が極めて純粋であるため、光が反射して独特のエメラルドグリーンに見えるのだそう。
橋の上では撮影大会
橋のそばまで近づくとけっこうスリリング
「さあ、私も石橋を渡りながら川を眺めよ~♪」と浮かれ気分も束の間! 橋のたもとまで進むと、高所恐怖症な私はたちまち目がくらみ、腰も抜けそう、心臓バクバクです(><)。しかし、ここを渡らないことには、渓谷沿いのハイキングコースに行くことができない! 視察レポートも書けなくなってしまう…。
意を決して、ほぼよつんばいの態勢で平衡感覚をギリギリ保ちつつ、なんとか渡り切りました! 橋の上を行きかう人々には、不思議そうに見られながらも…(旅の恥はかき捨て)。
橋を渡ると、川で泳いだり、日光浴したりする人でにぎわっていました。
橋を渡ったところにはたくさんの人が
岩の上から川に飛び込む若者を見物する人々
シンボルである二重アーチの石橋「ポンテ デイ サルティ」からの絶景や、川へ飛び込む人々の様子など、現地のリアルな雰囲気を撮影してきたのでぜひこちらもご覧ください。
*上流に向かって渓谷沿いのハイキング
無事に石橋を渡ると、渓谷沿いにハイキングコースがのびています。今回は、石橋を渡ったら右手へ進み、上流方向にあるブリオーネ(Brione)方面の「ガンネ(Ganne)」まで歩きます。
ブリオーネまで1時間50分、ソノーニョまでは3時間55分の道のりです。約2時間、約4時間と表記しないのがスイスらしい(笑)
反対側から見る橋は少しちがう形に見えます
ラヴェルテッツォからガンネまでの道のりは、さまざまな景色を楽しみながら、子ども連れでも楽しめるようなビギナー向けの楽しいハイキングコースでした。
川沿いを歩いたり…
森の中を歩いたり…
昔の古道を歩いたり…
滝のマイナスイオンを浴びたり…
グロット(Grotto)と呼ばれるティチーノ地方特有の伝統的なレストランもあったり…
小さな集落を通り抜けたり…
■ご注意!
ハイキングコースの案内板には「ブリオーネまで1時間50分」と書かれていますが、実際には、その手前のガンネ(バス停)までで2時間かかりました。ルート上には、ちょっとした起伏や写真スポットがところどころにあるので、ついつい足が止まります。ハイキングコースの目安の所要時間×1.5~2倍の余裕を見ておくことをおすすめします。
*ゴール地点の「ガンネ」に到着
ガンネには、ポストバスのバス停があるので、今回はここをゴールにして、ロカルノにバスで戻る行程にしました。バス停付近には、飲み物とジェラートが売られているキオスクと、簡易トイレがあります。
ちなみに、ハイキングコースはさらに上流にあるヴェルザスカ渓谷最奥の村「ソノーニョ(Sonogno ※B321番バスの終点)」まで続いています。ソノーニョは、伝統的な石造りの家々が並ぶ村で、おとぎ話に出てくるような村の景観や渓谷の最深部らしい静寂を味わえることで人気。
今回は、想定以上にラヴェルテッツォとハイキングに時間を使ってしまったため、ソノーニョまで行くことは断念しましたが、時間に余裕があれば足をのばすのがおすすめです!
ガンネのバス停前にあるキオスク
ハイキング後のご褒美ジェラートが最高(≧▽≦)♪
*帰路の注意点!
ここで帰路の注意点をご案内します。

★バスの本数に注意! B321番バスは本数が少ないため、あらかじめ復路のバスの時間は、しっかりと確認しておきましょう(2つ以上は候補をチェックしておけば1本逃しても安心です)。
★午後の帰便は混雑して座れないこともあるそうです(立ち乗りOK)。
★帰りのバスは、ロカルノまで行くバスと、手前のテネロ(Tenero)の鉄道駅までのバスがあります。テネロまでのバスに乗車した場合は、テネロ駅から列車に乗り換え、約10分弱でロカルノ駅に到着します。
写真は、ロカルノ/テネロ方面の時刻表(2026年9月時点)。バスの本数は少ないので、事前チェックは怠らずに! 今回は15:07のバスに乗りました。
◆日帰り旅の必須持ち物リスト
渓谷の環境に合わせて、これがあると便利!というものを厳選しました。
★歩きやすい靴:川辺やハイキングコースには岩場や根っこが多いです。
★タオル:川の水は冷たいですが、足を浸すだけでも最高に気持ち良いです!
★飲み物(水)やスナックなど:周辺に売店などはありませんので持参しましょう。
★モバイルバッテリー:案内板が少ないのでGoogleマップを多用します。
★折りたたみ傘(雨具):山の天気は変わりやすく、バス停に屋根はありません。
◆お食事スポット
渓谷内の村やハイキングコースの途中には、先ほど写真にあったように「グロット」と呼ばれるティチーノ地方特有の伝統的なレストランが点在しています。グロットでは、地元のチーズやハム、サラミ、ポレンタ(トウモロコシの粉を練ったもの)などと一緒に、ティチーノ産のワイン(メルロー種の赤ワイン)を冷やして飲むのがティチーノ流です。
◆ベストシーズンと天候
★5月〜6月:雪解け水で水量が多く、川の色が最も美しい時期ですが、水は氷のように冷たいです。
★7月〜8月:川遊びに最適ですが、非常に混雑します。
★9月〜10月:ハイキングには最高のシーズンです。9月後半には黄葉シーズンが始まります。
ハイキングコース沿いの川辺の様子

トラベルコンサルタント 角 千春
いかがでしたか? バスに揺られてたどり着いたのは、信じられないほど透明なエメラルドグリーンの世界! 二重アーチの石橋から眺める景色は、まさに絵画そのものでした。
ヴェルザスカ渓谷は、その美しさゆえにシーズン中は非常に混雑しますが、「早めの行動」と「バス停の事前確認」さえしっかり行えば、スイスで最も忘れられない景色のひとつに出会えるスポットです! エメラルドグリーンの水面と、長い年月をかけて削られたなめらかな岩肌は、まさに自然が造った美術館。しっかり準備して、最高の1日を過ごしてください(*^^*)
スイスの中のイタリア、ティチーノ州やロカルノへの旅行に興味のある方は、お気軽にティースタイルまでお問い合わせください。
トラベルコンサルタント 角 千春のご紹介
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※ロカルノから美しいリゾート地「アスコーナ」へ日帰り旅の様子もレポートしています。ぜひこちらも併せてご覧ください。